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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第30-10話 アンデッド退治と神官 その2

ゴーストが2体、スケルトン10体以上が俺達の前に立ちはだかった


「ゴーストはわたしが!」

そう言ってルシュが駆けだした


「無理はするなよ!」

俺は右手のスケルトンに向き合う


グラッシュはすぐに左手のスケルトンに向かう


注意が俺やグラッシュに向かないように距離を詰めたルシュに対して

ゴースト2体が魔法を放つ


左右から放たれた魔法を一発は躱し、

もう一発を剣で受けてルシュはそのまま1体のゴーストに飛び掛かる


彼女の放つ一閃はゴーストの衣ごと真っ二つに切り裂いた


スケルトンは突っ込んだルシュに気を取られている

俺とグラッシュも素早く踏み込む


スケルトンは取り敢えず行動不能にした方が良い


俺もグラッシュもそれを心得ているので、

ひとまずは胴を殴りつけてバラバラにする


本格的に戦闘が始まった直後


「リシェン!」

俺達の後方、詠唱を済ませたアリエラさんが魔法を放った


ゴーストが光に包まれる

「リシェン!リシェン!リシェン!」

アリエラさんが浄化の魔法を連発する


光が辺りを包み込み、俺達と向かい合うスケルトン達が光の中に消えていった


「お、おお…」

グラッシュが少し後ずさる


次々とアンデッド達が浄化されていく


「リシェン!リシェン!リシェン!」

アリエラさんが魔法を唱え続けている


何か声が上ずっているような…


「リシェン!」


呆気に取られる俺達をよそに、アリエラさんは浄化魔法を連発している


…間もなくして、その場にいるアンデッドは全て光の中へと消えていった


「はぁ…」

アリエラさんの吐息が聞こえる


さっきは疲れた時の声だと思ってたけど、これはもしかして…


「浄化がこれほど素晴らしいものとは…」

恍惚とした表情でアリエラさんが呟いた

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