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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第30-9話 アンデッド退治と神官

ゴーストを撃退し、俺達はさらに森の奥へと進む


「もうすぐ墓地だけども、さっきのは凄かったなあ。

神官さんってそげな凄い事できるんだな」

グラッシュはしきりに感心した様子で、今でも興奮冷めやらぬと言った状態だ


「あ、ありがとうございます…」

アリエラさんは少し恥ずかしそうにしている


「後、ゴーストの魔法を真っ二つにしたのもびっくりしただ」

グラッシュが思わぬ事を口にする


ルシュがグラッシュを見る

「私が切りつけた時の事?」

ルシュがグラッシュに尋ねる


「そうだ、今までゴースト相手にした時、武器はもちろん

盾でもあの魔法防げなかっただ。

食らっても死にはしないけど、痛いし気持ち悪くなるしで厄介でなあ」

思い出すだけで嫌そうだといった感じでグラッシュが話す


「そうだったのか…」

グラッシュの説明で俺は考える


じゃあさっきの俺はあのままじゃ魔法を食らってた可能性が高い

ルシュが真っ二つに出来たのは、ルシュの力?それとも魔素を含んだ剣のお陰か?

どちらにしても、ルシュなら何とか出来るだけで、基本的にはあれを防げるとは思わない方が良さそうだ



今後もゴーストが出てくる可能性がある、

俺達は周囲に気を配りながら歩を進めた


その後はスケルトンもゴーストも出現することなく、

進む事が出来た


この時点で俺は既にグライエムの可能性については無さそうだと思い始めた

グライエムによって呼び出されるアンデッドはスケルトンだけだ、

少なくとも以前のマーテンの時はスケルトンの出現しか聞いてない


グライエムはゴーストを呼び出さない、とは限らないがその可能性は低いと思った


…じゃあどうしてスケルトンやゴーストが何度も出現しているのか


グライエムより恐ろしい存在がいる可能性が頭をよぎる


「そろそろ墓地に着くべよ」

グラッシュが俺達に声を掛ける


考え事をしている間にひとまずの目的地に近付いていた様だ


「この感じ…」

アリエラさんが呟く


「いるよ、スケルトンとゴーストっ!」

ルシュが俺達に呼びかけた


直後、墓地にある墓石の影や周囲の木の陰からスケルトン、ゴーストがぞろぞろと出てきた


俺達は武器を構え、アンデッドの群れと向き合った

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