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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第29-7話 そしてルガンドへ

小屋で休息をとった後

俺達は再び馬車で移動を開始した


…その後の道中はトラブルも無く順調に進んだ


そうしてクィノーレンから出発して三日目、

昼に差し掛かる頃


「そろそろリッシに着くよ」

運転手の言葉に俺達は馬車の前方を見る


視界の先には多くの建物が広がっていた


……


リッシに入り込み、広場で馬車は止まった


俺達は下車し、料金を支払い、自由行動となった


ルガンドへの便は別の業者を使う事になるので、

取り敢えず今日はここリッシで宿をとる必要がある


取り敢えずこれからどうするかな、とルシュと相談しようとした矢先

「ヨウヘイ君、ルシュ君」

と声を掛けられた


「アイラム」

アイラム達が俺達の傍に来ていた


「リッシへ来るのは初めてだろう?

素材を買い取ってくれる店と、宿を案内するよ」

アイラムが申し出をしてくれる


「助けてもらったからね」

フィラフィ、サードも賛成してくれている様だ


俺とルシュは顔を見合わせ、頷く

「ありがとう、それじゃあお願いしようかな」


……


アイラム達の案内で、俺達は素材の買取りを行ってもらった


通常のシャグは30ラント、茶色いシャグは75ラントになった

状態が非常に良い事もあって、買取価格には色を付けて貰えた様だ



彼らはリッシで活動する冒険者なので、ここまで別れる事になった


「では私達はこれで」

「またな、アンタ達強かったぜ」

「また縁があったら会いましょう」


「ああ、ありがとう」

「うん、またね」


宿まで案内してもらった後、彼らは去っていった


リッシはマーテン程大きくはないが、活気のある街だった

この街でも人族は珍しいらしく、素材屋、宿への移動中に見る事は無かった


気持ちとしてはこの日はリッシ観光といきたい気分ではあったが

目的地の図書館があるルガンドへは、このリッシからさらに3日程馬車で移動する必要がある

この日は早めに休息を取り、次の日へ備える事にした


……その後、リッシから更に馬車の便に乗り、俺達はルガンドへ向かった

ルガンドはデュコウの中央に近い場所にある都市だけあり、

リッシからの道中も道はある程度舗装された場所が多く、魔獣の出る場所は少なかった

そのため、この道中に関しては非常に順調に進んだ



…そうして、俺達はルガンドへと踏み入れた

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