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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第29話 いざ長期遠征

遥か南にあるルガンドの図書館へ本を返却しに向かう事になった俺達は

今馬車に揺られていた


遥か南にあると言われているだけあり、

ルガンドへは馬車で移動しても片道1週間はかかるらしい


まずは南のクィノーレンへ向かう

クィノーレンから南西へはアドザ、南にはリッシと言う都市があるが

ここは南のリッシへ

リッシから更に南下する事でルガンドへと到着する


道中宿場や小さな町村で、時には野宿も必要になる様だが

そんな感じ道のりになる


途中で立ち寄る街をゆっくり見て回りたいところだが、

行きはさすがに依頼優先で、休息だけとったらすぐに出発としている



俺達はクィノーレンから出発し、南のリッシへと向かう最中だ

リッシへは大体3日掛かるらしい

決して乗り心地が良いとは言えない馬車に揺られ続けるのはまあまあ疲れる


馬車は2両で、俺達の乗る車両には俺達を含め乗客は5人

寝ていたり、外を眺めていたりと、

各々の時間の過ごし方をしている


クィノーレンとリッシの間には谷もあり、

これまでの平原とは様相が変わって来た

降り注ぐ日差しの下、照らされる谷と流れる河と木々

こちらの世界に来てから初めて見掛ける風景だ

元の世界でも勿論見た事はないのだが…


さっきまで横になっていたルシュが今は外を眺めている

彼女にとっても初めて見る風景なのかも知れない


「この谷を抜けたら今日はそこで野営になるからね~」

馬車の運転手が俺達に声を掛ける


暫く進み、谷を囲む山が次第に広がって来た頃


馬車が大きく揺れた

「うわっ!」


馬車が止まる


「魔獣だ!」

運転手が叫んだ

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