表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
151/290

第25-7話 魔人の女性 その2

翌朝、鳥の鳴き声で目が覚める


「ん~…」

上半身を起こす


麻のシーツと薄いカーペットで決して良い寝床とは言えないが

それでも屋内と言うだけで十分安心して休むことが出来た


隣を見ると、ルシュはまだ眠っている様だ


ベッドに視線を向けると、アネイルの姿はない


キッチンに視線を移すが、そこにも姿が無い


俺は起き上がり、入り口のドアを開けた


「あら、おはよう。

起こしちゃったかしら」


「おはようございます。

いえ、良く眠れました」


外に居たアネイルに声を掛けられた

彼女は木剣を持って素振りをしていた様だ


「朝から鍛錬してるんですね」


俺も少し棍棒を素振りしたりしたことがあったが、

特に上達を感じた訳でも無く

今は棍棒を振るうのは戦闘だけになっていた


「日課にしてるの。

雨が降ってる日なんかはやらない事もあるけれどね」


そうこうしていると、

後ろから気配を感じた


「おはよう、ヨウヘイ、アネイル」


「おはよう、ルシュ」

「おはよう」


ルシュが俺の後ろから姿を覗かせる


ルシュは外に出て両腕を天に突き上げ、身体を目いっぱい伸ばす

「ん~、お腹すいた…」


ルシュの言葉にアネイルはクスリと笑って

「それじゃ、朝食にしましょうか。

食べたらルッソ山道に行きましょう」


アネイルの言葉に従い、俺達は再び彼女の家の中に入った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ