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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第21-5話 洞窟探検 その3

「アロン!」

セリーディの叫びにアロンはいち早く反応した


アロンは背後からスケルトンが振り下ろした剣を

横に転がる事で回避する


その直後、スケルトンに光の弾が直撃する


破裂音と共にスケルトンは飛び散り、

塵の様に消えていく


光の弾はセリーディの魔法か


俺は素早く反応したアロンに驚いていたが、当のアロンは次の行動を起こしていた



アロンが俺達の方向へ走ってくる

さっきのスケルトンは倒した、どうして走って…


「まさかっ!」


さっきルシュが頭骨を砕いたスケルトンが起き上がっている


「しまった!」

起き上がった二体のスケルトンは武器を振り被っている

さっきまでぎこちなく動いていたのに、まるで目的があるかのように

スムーズに行動に移行していると感じる


素早く行動したアロンは一体のスケルトンに跳び蹴りを入れ、体勢を崩させる

俺はもう一体に向かってクラブを振る


俺が殴ろうとしたスケルトンにクラブが届くよりも早く、スケルトンが腕を振り下ろす

直後、俺の振るクラブを受けてバラバラになる



スケルトンが腕を振り下ろした先は、俺でも、アロンでも、ルシュでもない


その腕から投擲された剣の先は…


「セリーディ!」

アロンが叫ぶ


間に合わなかった、俺も、アロンも、エルカンも、セドも

セリーディに向かって飛ぶ剣を見ていた



セリーディは身を強張らせる、防御する魔法があったとしても既に遅い


そして



硬いものがぶつかる音が洞窟に響いた

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