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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第21話 再会

ルシュと休日を満喫した次の日の朝

俺達は仕事を探す為にギルドへと向かった


ギルドの東支部の中へ入る


見慣れたいつものギルドの光景がそこに広がる


俺とルシュは早速どんな仕事があるか窓口に近づこうとすると


「ヨウヘイ!」

と声を掛けられる


俺とルシュが声のする方向を振り向くと、

そこには


「アロン!」

金髪の少年に見えるハーフリングの冒険者

アロンの姿があった


同じテーブルには

「久しぶりだな、ヨウヘイ」

髭の生えたドワーフのエルカン


「久しい、な」

リザードマンのセド



俺とテオックが以前宿場でスケルトン退治する時に出会った人達だ



そしてもう一人、

俺がつい先日見掛けた人物がそこにいた


「君は昨日の…」


「やあ」

緑髪に青い瞳をしたエルフの少女の姿があった


---------------------------


「人族の冒険者が居るって聞いたけど、ヨウヘイ、君だったんだね」


アロンが水を飲みながら話す


「テオックはいないのか?」

エルカンに尋ねられる


「テオックは村に居るよ、マーテンに来て冒険者になったのは俺と」


俺はルシュに目配せする

「ここにいるルシュだけだ、

ルシュ、話した事があったと思うけど、

アロン達とは以前一回一緒に戦ったことがあるんだ」


ルシュは俺の方を向いて頷いてからアロン達に向き直り

「私はルシュ、ヨウヘイと一緒に冒険者してる」

と挨拶をした


ルシュが挨拶をした後、アロン達もそれぞれ名乗っていく


「宜しく、オイラはアロン」


「俺はエルカンだ、よろしくな」


「我、名、セド、今はアロンと共にいる」

セドはあの後アロン達の仲間に加わったんだな


「私はセリーディ、よろしく」

エルフの少女も名乗る


「セリーディがこの町で会った人族が君だったとは、

まさかとは思ったけれどね」

アロンが話す


アロン達は既に彼女から俺と会った話を聞いていた様だ

「セリーディも君達のパーティだったのか」


俺の言葉にアロンとセリーディは頷く


「そういえば冒険者になってからアロン達に会うのは初めてだな」

俺は疑問を口にする

アロン達がマーテンで活動しているなら、もっと早く出会っていてもおかしくないと思った



俺の言葉にエルカンは少し不思議そうな表情をするが、アロンはすぐに返答する

「ああ、オイラたちはアドザを拠点にしているからね。

マーテンにはたまにしか来ないよ」


アドザ…別の街か

「ああ、この街を拠点にしている訳じゃ無かったのか」


「そう言う事」

俺の言葉にアロンが頷く


「マーテンにはどうして来たの?」

ルシュが尋ねる



「行商人の警護依頼でマーテンまでね。

それともう一つ受けた依頼があって…」


アロンがそこまで喋った所でエルカンが口を挟む


「そうだ、ヨウヘイ達もどうだ?

俺達の依頼を手伝うってのは」


エルカンが唐突に提案を行った

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