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藍猫古書堂  作者: 神寺 柚子陽
設定集Ⅰ
7/26

主要登場人物紹介 (※ネタばれ少し有り)

2014年8月30日、作者のラフ書きの画像、追加。イラストの試験運用。下手でごめんなさい。イラストは、ページの最後の方に追加致しました。


2014年、設定を少し変更。ごめんなさい。


―――『藍猫古書堂』主要登場人物―――




・『現代人』

八日町ようかまち 鈴子すずこ

 地元で開催された肝試しの最中、神隠しにあった、ごく普通の女子高生。

 容姿も平凡なら中身も平凡。身体能力も平凡の域を出ない箱庭高校一年生。

 ポニーテールが良く似合う。

 おばあちゃん大好き。

 霊感なんてなかった。

 文化系所属で体力なかった現代人。

 神隠しにあってから、よく事件にかち合う模様。


 明正世界に来た当時は、身長158㎝ほど。体重52キロg。

 備考:花魁の幽霊からは、「わっちの間夫(恋人)が亡くなる未来を変えて」と願いを託される。

 神隠しにあい、明正世界へ落ちてきた異世界人。客人まれびとと呼ばれる。 手鞠を持った子供、柚葉からは、「血塗れ兎というモノを探せ、それが帰還の鍵だ」と道を示され、手探りで帰る道を探すようだ。


 鈴子「私をここに呼んだのが何だか知らないけれど、託されたからにはやるしかないじゃない」


・『藍猫堂』

 帝都・東京の“かみほ町”にある道楽本屋。


 ◇紫楽しらく

 道楽本屋『藍猫古書堂』店長。

 本名不詳。年齢不詳。経歴不明――と三拍子揃った謎の青年。

 二十歳は超えているハズなのだが、それも定かではないらしい。

 外見からして浮世離れしている美形の優男。

 自由気ままな猫みたいな男。和服を好む。

 藍色の髪と憂いをおびた優しいタレ目が印象的。


 身長178㎝。体重:不明。


 職業:古書道店長。作家。株式会社“風由”社長。その他、副収入多数。


 紫楽「僕は面白ければそれでいい。楽しければそれでいいんだよ。多分ね?」

 


桜花おうか

 『藍猫古書堂』唯一の従業員。身長140㎝。体重35㎏。

 どうみても十歳前後にしか見えない真面目少年。曰く、「我、働ける歳」

 まだ子供なのに苦労人。成長しても多分、ずっと苦労人。どこにいっても多分、苦労人。

 有能過ぎて過労死の心配をしている成長期のショタっこ少年。

 出身は清国(中国)。鬼の半妖。


 好物:紫楽の手料理。懐かしの味の飴。オムライス。オムレツ。プリン。

 嫌いなモノ:牛乳。


 桜花「うだうだ悩むくらいなら、自分の頭で考えて動け。我の仕事を増やさないでください。うっとうしい」


・『考雲堂』

日本橋近くにある一軒家を改造した様な、こじんまりとした骨董店。


有斎ゆうさい

 骨董品店(こっとうひんてん)(こう)雲堂(うんどう)』店主。

 立派な白ひげを蓄えた歴戦のナイスシルバー。

 初老の食えない爺さん。

 口癖は「ふぉっふぉっふぉ」

 風由組の相談役的地位についているようだ。

 足が悪いのか、杖をついている。


 有斎「小生は老いた老骨。ただ、此の先を未来を担う子供らの行く末を見守ることが、なによりの楽しみですわい。ふぉっふぉっふぉ」


・甘味屋『桜と橘』

 最近、帝都・東京で人気の甘味屋。

 眼帯をした双子の店主が営業中。女性に大人気。


◇左近 (さこん)

 甘味屋主人の片割れ。

 隻眼双子の兄。外見年齢19ほど。

 本名、志木(しき)左近。

 右目がない。

 桜の柄の前掛けをしている方。

 平時は寡黙でぶっきらぼうな男。

 弟ともども、女性に優しくと育てられている。


 苦手:甘味類以外の料理の腕は壊滅的。接客も得手というわけではない。


別名:左近の桜


 左近「仕事が終わってからなら、話ぐらいは聞く。茶でも出そう」


◇右近

甘味屋主人の片割れ。

隻眼双子の弟。兄同様、外見年齢19ほど。

本名、志木右近。

左目がない。

橘の柄の前掛けをしている方。

平時から人当たりが良い。

語尾に「~っス」が口癖。


別名:右近の橘


 右近「お嬢さん、宜しければ。おれっちとどこか気の晴れる場所にでも行きませんかっス」


・通称『公務員組』


果敢(かかん)

政府官僚。男装の麗人。

クーデレ、ツンデレの素質を持つ女。外見年齢17歳ほど。

プライド高く、偉そう。


 果敢「了解。任務を遂行するわ。べ、別にあんたのためじゃないんだからねっ」


◇三佐 (さんざ)

 憲兵と書いてケイサツと読むお仕事に就職中の色黒少年剣士。

 面倒見がいい様子。よく果敢に振り回されているようだ。

 外見年齢十代前半。

 黒髪のツンツン頭と八重歯が特徴的。


 三佐「やれやれだぜ。ホンット、果敢姉ちゃんの我が儘には困ったもんだ。な? おまえもそう思わねえか?」


・『薬師院病院』

合法な施術から裏のブラックな施術までなんでもこなします、薬師院病院。

ただし、裏の仕事を吹聴しようとした人は、この世にもう存在するとか、しないとか。


藍杜松あいねず

 本名、薬師院 藍杜松。(やくしいん あいねず)

 腕利きの薬師。専門は漢方などの内科治療。

 だが、人体のツクリにも精通していて、妻の手伝いで外科も手掛けることもしばしば。

 物腰丁寧。長髪の優男。その実、男らしい。一児の父。


 藍杜松「こんにちは。こちらの可愛らしいお嬢さんは、新しい実験材料ですか?」


楓李ふうり

本名、薬師院 楓李。

 看護婦を装ってはいるが、実は凄腕の医者。

 夫の陰に隠れて暗躍しがち。「女だから」と馬鹿にして見下す男たちになんて負けないっ。夫婦で救った患者は数知れず。

 紫楽に何か恩があるらしく、彼に夫婦そろって頭が上がらない様子。

 優しげな良妻賢母。

 いつもにこにこ笑顔な一児の母。


 楓李「うふふ~♪ 可愛い女の子は大好きよ」


・四十九院家


◇四十九院 銀 (ツルシイン シロガネ)

 四十九院家二十四代目当主。政治家。

 雅を好み、実家が大金持ちなのをいいことに自堕落な生活を送るダメな人。ただし、本気出すとすごい。

 ものぐさ。ヒトを顎で使うような気質。

 武士の家系の長男らしく、とても強い。

 よくソファアに寝そべって本を読んだり、酒を飲んだりしている姿が見受けられる。

 常に眠そうで、眠っていられるなら、三日でも一週間でも一か月でも、ずっと眠り続けている残念美形。この世のものとは思えない絶世の美男子。

 鬼才。銀狼の異名を持つ。


 銀「んあ? ああ、仕事はもうねえな。嬢ちゃん、もう帰れ。それとも、俺様の抱き枕になるか?………冗談だ。気ぃつけて帰りな。じゃあ、お休み……zzz」


 好物:甘味全般。

 嫌いなモノ:漬物



 以上、基本的なお人たち。

 どうぞよろしくお願いいたします。


 挿絵(By みてみん)



 左から鈴子、桜花、紫楽。

 藍猫古書堂の前で、鈴子に促されて、桜花は文句言いながら、紫楽は寝起きのままで集合写真を撮った、というような設定の図。鉛筆書きでごめんなさい。


 次から本編、どうぞ。

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