母校の文化祭編
この間、近所の高校で文化祭があったんですね。
私はそこのOGなんです。
え?エルフがなんで日本の高校通ってるんだよって?
実は日本に初めて来た時に、文化を学ぶのに入学させてもらったんです。
なかなか面白い体験だったですよ。
修学旅行の肝試しとかね。本当に妖怪が出たんですよ。みんな気がついてなかったけど…しっかり魔力で出来た生き物で。こっちで言うところの魔物みたいなものでした。
だからね、サッと駆除しときましたよ。
『妖怪無(用、皆無)』ってね。エルフっちです。
そんなわけで文化祭で久々の母校ですよ。
まぁ女子校なんでね。
普段のズボラ加減を隠したキャピキャピ具合はともかく、ナンパ待ちが多かったのはご愛嬌ですよ。そんなに恋人欲しいなら女子校に進学してるんじゃないよって言いたくなるけど、それくらいの距離感がいいんですよね。
まぁ女子校ってだけあってかなりネタに走った出し物とかもあって面白かったですよ。
中でも人気だったのが文化祭の王道のメイド喫茶と執事喫茶でね。
まずはメイド喫茶から話しますけど、1クラス29人分の衣装を手作りしたらしいんですよね。
しかも一人一人衣装型紙から違うみたいで、デザインもバラバラ。みんな個性的で可愛らしいメイドさんでしたけどね。
とはいえ、それだけ衣装に予算と労力をかけたからですかね。メニューは紅茶だけで、店内も教室そのままなんですよ。
落差酷くないですか?
すっごい可愛い個性的なメイド服を着た女子高生が、紙コップにティーパック突っ込んでお湯入れてるのが裏方の目隠しもなしに丸見えなんです。
それで紅茶1杯500円のぼったくりですよ。
まぁ私の接客担当してくれた子の「おいしくなーれ、萌え萌えきゅん!」は恥ずかしがりながらでしたけど、それはそれでかわいらしくて最高でしたけどね。ええ。接客は最高でしたよ。
まぁでもこんなエルフが来るよりも、メイド喫茶をやってた女子高生たちは野球少年たちの方が来て欲しいと思ったでしょうね。
『給仕(球児)が良かった』って。エルフっちです。
その後色々回ったんですけどね。
混んでて後回しにしていた執事喫茶に最後行ったんですけどまぁ混んでましてね。
執事と言ってももちろん女子校ですから執事の服装で男装した女の子が接客してるんですけど、まぁそれはそれでかわいいしかっこ良かったですよ。
メイド喫茶みたいに一人一人個性的な衣装を着てるわけではなくて、逆にみんな統一された執事服って言うんですかね?アレを着てたわけですけど、やっぱり既製品なだけあって人によっては若干体型にあってなかった子もいましたけどね。
ええ。眼福でしたですよ。何がとは言わないですけど。
そんな執事喫茶でしたけどね、ようやく席に着いて、頼んだのはショートケーキだったんですね。まぁなかなかこういう文化祭にしては完成度高かったですね。
で、隣に多分在校生でしょうね。制服着た女の子のお客さんが、「このチョコケーキ、とってもおいしいわ!シェフを呼んでくださいます?」って言うんです。
そんなセリフ聞いたことあります?
我が母校にそんなお嬢様いないですよ。でもね、多分執事喫茶で気分が上がってたんでしょうね。
で、店員の執事の子がこう答えたんですよ。「ああ、ケーキを作ったシェフは工場の職人ですよ。これは某有名チェーン店から仕入れてますから。その味は工場の職人さんたちの努力の賜物ですね」って。
つまり、努力の『成果(製菓)』ってことですね。エルフっちです。
以上、漫談でした!




