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幸せの答え探して

作者: すみ いちろ




あの坂道越えて 誰かに会いに行く


夏の日の入道雲 君とすれ違って


教室の窓辺からみえる どんより曇


冬の空は低くて 私はペンを置く


ルーズリーフに書いた言葉 落書き


君に投げかけた 白い世界


紙ヒコーキ飛ばす


真夜中にみつめて


今日も風に揺れる制服


自転車こいで


マフラーに白い息


『幸せの答え』よりも先に


進路と受験──


みえない未来に 空が曇る


──ポツリ。


教室の窓ガラスは雨模様。


グラウンドに流れる雨。


雨と私──。


いつかの教室の窓辺で


描いた夢と


好きになってしまった君へ。


すれ違う──


雨の廊下。


上靴の音が、いつもより雨に響いて


君は振り向く──


さがしてたのは


私だけじゃなかったんだって、


君も同じなんだって













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― 新着の感想 ―
[良い点] 物悲しさとやさしさとがちりばめられた、 好い言の葉ですねぇ("⌒∇⌒") 若かりかしころの思い出の扉が見えた気がしました(^ω^) [一言] すみいちろさん、その後胸の方はどうですか? …
[良い点] アオハルですね(*´꒳`*) 懐かしい気持ちになりました〜! すみさまも体調にお気をつけくださいませ(✿ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
2022/11/28 20:59 退会済み
管理
[良い点] なんかこの詩を読んでますと「耳をすませば」を何となく思い出しました~(´▽`) 情景が浮かぶようで素敵です。 やっぱり、いちさんの詩大好きです☆彡 もちろん、小説も☆彡 小説の続き、ゆる…
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