【短歌集】お守りビタミン

３、家畜の思考を分析せよ

完結済連載小説『家畜の意思　「愛玩用と呼ばないで」』のキャラクターをイメージした短歌集です。本作を読む必要はありませんが、読んだことある人は、どの歌が誰について詠んでいるか分かるかもです。

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脳巡る電子の隙間こっそりと好奇心なる自分を置いて

君がため惜しくない俺の命を支配してくれ牙の先まで

短歌とは五七五七七でも二句目字余りですこれ直しますか？

もしも我動物ならば考えるただのシュミレーションよト・ウ・ゼ・ン

愛という言葉を知っていただけだ形となって現れる日まで

短き音(おん)でまとめるような想いあらずされど試すはヒトの愚かよ

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我よりも遥かに生きむ(ん)ヒト家畜成功願い記憶引き継ぐ

フランジはやがて萎むと思っていたまだまだ儂は止まる気がせん