エンドレスワンコ
飼っていたワンコが死んだ。家族が悲しみに明け暮れる中、あんずは泣かなかった。なぜなら彼女は翌日の朝にはワンコが普通に蘇ることを知っているからだ。それがここ数年何回も繰り返される。二六歳になったあんずはワンコが何回も蘇ることに嬉しい反面これはどういうことかと不安に思うようになっていた。
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