序章 近づく光
素人ながら今回初投稿させていただきました。スタジオジブリで「竹取物語」を見たとき、自分だったらどう書くか?と考えて自分の竹取物語を書いてみました。とはいえ、いざ書いてみると悩むわ悩むわ・・・あ~しんど。てな感じで書いてみました。
いろいろご指摘、アドバイスをいただけたら幸いです。
いまは昔、竹取の翁といふもの有りけり。野山にまじりて竹を取りつつよろづの事に使ひけり名をばさぬきの造となむいひける。その竹の中にもと光る竹なむ一筋ありける。
昔の事である・・・。
「敵襲、夜討ちだー!」
鳳凰の飾りの付いた筋兜をかぶり、青い胴丸鎧を着た身の丈5尺7寸(171㎝)程の鷹のような目つきをした”鬼之弓取り”と畏れられた男がいた。
名は鬼響 義武。板東の地の30間(54㍍)程先の暗闇に放たれた一本の矢が闇に隠れていた者の人生を終わらせた。瀬戸の内海で誰よりも多くの海賊をその弓で仕留めたこの男は、この地においても武士達を怖れさせた。
「義武様~、敵の数は?」
「知らぬわ!とにかく幻助、敵を殺せ!」
もしかしたらこれはおとりで側面から攻撃してくる可能性もある。
父上だったらやるかもしれん・・・
義武は暗闇にいた敵が見えていた。周りが松明の明かりを頼りに夜にとけ込んでいる敵のかたまりの影程度しか見えないのに、義武には敵の一人一人が認識できた。義武は闇に隠れた命をその放つ矢で、狩りとっていった。
やがて奇襲が失敗した敵は退却を始めた。
7人くらいは殺したか・・・?
突如、義武は敵が攻めてきた位置から左、40間ほど離れた場所へ弓を構えた。
・・・だが、誰もいなかった。
「誰がいた?」
気のせいではない、確かにあそこに誰かが俺を見ていた・・・誰だ?
「いや~相変わらず、義武様の弓はすごいわぁ・・・こんな夜にどうやって外さずに当てるんです?」
「う~ん・・・勘かな?」
義武はそう言いながら幻助と一緒に空を見上げた。その時、義武はいつも空に浮かんでいるあれに首を傾げた。
・・・不思議だな、あんなに輝いていたか?
まるで遠くにあるあれが、近くにやってきたような感じだ・・・
お恥ずかしながら投稿させていただきました。ふぅ~




