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ZEROs' HOUR ~Ø(ゼロ)の世界~  作者: 鬼生達哉
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1st Hour : 出会い(後編)

この作品は、実在もしくは歴史上の人物、団体、国家、領域、日時その他、固有名称で特定される全てのものとは、名称が同一であっても一切関係はありません。

1st Hour: 出会い(後編)



7月17日 AM10:00


優哉ゆうやはいつも通りに朝を向かえ、いつもより遅く起きた。

そして、洗面所へと向かった。

そこで昨晩のことを思い出した・・・。

沙汰さたさん・・・」

優哉はまた涙が出そうだった。

しかし、そうなる前に顔を洗おうとし、蛇口を捻った。


キュッ・・ジャー・・・イテっ!


すると、昨日、大際おおぎわを殴った左拳に水があたり、痛めてしまった。

凄いアザが出来ていた・・。

「はぁ~・・あんな思いっきり殴れば、そりゃこうなるか・・・」

優哉は少し悔やんだようにも見えた。

それもそのはずだ。優哉は中学高校とヤンチャなことばかりしてきた。

しかし、17歳の時に警察署で沙汰と出会い、優哉は変わった。

この人なら俺の気持ちが分かってくれる。とそう感じたからだ。

その時に約束された言葉があった・・・


『どんなに腹が立っても、どんなに自分の都合が悪くなったりしても、決して他人ひとには手ぇ出すなよ。これを守れねぇんなら、お前に生きる術は教えられねぇな』


この言葉をグッと胸に押し込めていた自分がいた。

しかし、それを破ってしまった自分に、いかる気持ちが出来てしまった。

(・・俺は、もう・・独りで良い・・・)

優哉は唇を噛み締め、心の内でそう思った・・。


パンパン!


「よっしゃー!!新しいバイト先探さねぇとな!!」

優哉は気持ちを改めたのか、両手でほおを叩きバイト探しを始めた・・・。




~PM6:35~


「ぶはぁ~!やっぱビールは、この暑い夏には欠かせねぇなー!」


「だよねぇ~♪もっ回乾杯しますか!」


「それ名案!」


「かんぱぁあぁあーーい!!」


Donny'sの仲間たちが、男女問わず家に乱入してきた。

今日は優哉の誕生日だ。いや、彼らはその目的ではなかったが・・・。




~30分前~


「よし!ここにしよう!」

優哉は選びに選んだ末、ファストフード店のバイトに就くことにした。

その時だった。


ピンポーン・・・


部屋にインターホンが鳴り響いた。


「はぁ~い」

優哉は気だるそうな返事をした。


ピンポンピンポンピンポーン・・・


「はいはいはい・・・」

そんなに急用なのか?としかめっ面な顔でドアを開けた。


ガチャッ・・


すると、目の前には6人の男女が見えた。

それは同じDonny'sで働く、仲間だった。


「お、お前。なんでそんなこわい顔してんだ?」

この男の名は「神木かみき 猶渡なおと」21歳、優哉と同い年だ。

優哉とは中学からの仲だったが、ヤンチャではなく、ごく普通の元気で愛想の良い男だった。バンドを組んでるらしく、ヴィジュアル系の服が好みのようだ。


「は?・・あ、悪ぃ・・っつか、何で・・」

と優哉は言いかけたが、それを無視して6人は中へ入っていった。


「おぃ!話聞けよ!ったく・・」

優哉は少しキツイ感じで言ったようだったが、そうではなく、少し笑っていた。


「俺には・・・コイツ等がいたんだな・・・独りじゃねぇ・・」

優哉は今にも涙がこぼれそうだった。

そして、これで全員か。と思い、みんなの居るところへと向かおうとした。

その時、後ろから女性の声がした。


「優ちゃん!」

この女の名は「霧咲きりさき 穂華ほのか」21歳、これもまた優哉と同い年だ。

優哉との関係は、幼馴染おさななじみで、恋人ではない。

しかし、両方とも両思いなのでは?というデマが中学から言われている。


「え?・・あ!ほ、穂華!?」


「久しぶりだねッ!」


「あ、うん・・・そうだな、久しぶり」

優哉は顔を赤らめながらそう返した。


「どうしたの?」


「え?い、いや~どうもしてないよ!・・ほら!この通り元気だぜ!」

優哉はピースをし、ちょっと調子に乗っていた。

それにあきれたのか霧咲は、あっそ、と言い部屋に入っていった。


「ふぅ~、久しぶりの再開だってのによ~、何だあの態度!」

優哉は少しキレたようだったが、やはり言い終わった後は笑みを浮かべていた。


そして、みんなの所についた優哉は質問をした。


「で、何で俺ん家来たんだ?」

優哉は普通の顔でそう言った。


「え?そりゃ~、ねぇ?覚えてんだろ?」

神木は周りのみんなに顔を見合わせ、ニヤけながらそう言った。


「ちょ、早く教えろよ~!」

優哉は神木を押し倒して、腕で首を押さえつけた。

これがいつものパターンなのである。


「わ、分かったから、手ぇどけろ!」

神木は苦しそうにそう言った。が、周りは笑っていた。


「ゴホゴホ!うっうん!・・お前、ホントに何も覚えてねぇのか?」


「・・・・」


優哉は数秒考えた結果、この答えを出した・・・


「あ!」


「思い出すの遅ぇよ~」


すると、周りがクスクスと笑い出した。


「俺の誕生日か!!」

そう言った途端とたんに、笑いは消え、え?という表情で優哉を見た。

しかし、神木がこの空気を変えた。


「あ!・・そうそう!・・き、気づくの遅ぇよ~」

神木はそう答え、周りのメンツに何かの相づちを打った。

その瞬間に、全員同じ笑い方をした。愛想笑いのような・・・。

しかし、霧咲だけは違っていた。急に立ち上がりこう言った・・

   

「わ、『私は』覚えてたわよ!」


「私は?」

優哉はその言葉に疑問に思った顔でそう言った。


「おい!それ言うんだったら、『私も』だろ!」

霧咲の隣に座っていた男「李澤いざわ 巧実たくみ」は小声でそう言った。

李澤は、いかにも勉強が出来そうな21歳。優哉と霧咲、神木とは中学からの付き合い。

メガネを掛けていて、そこそこの男前だ。



「え?みんな知らなかったん・・・」

霧咲は正直に言おうとしたが・・・・


「あ~!!言わなくちゃ~~!!」

と神木の隣に座っていた「七瀬しちせ 恵美えみ」が、霧咲の言葉をかき消すかのように話題を変えようとした。

七瀬は清楚で美人な女子大生、20歳である。

校内では「ビューティフルウーマン」と呼ばれるほどの美しさである。

モテモテなのだが、七瀬はそんなことを言われても調子には乗らず、イケメンだろうと自分好みの顔だろうと、見た目には着目せず、性格重視をする女である。 


そして、立ち上がっていた霧咲を座らせた。


「ん?なに?」


優哉は七瀬に顔を向けた。


「お誕生日おめでとうございます!」


そう七瀬が言うと、みんなも「おめでとう」と言った。


「ありがとう!うれしいよ!」

優哉は大いに喜んだ。

しかし、直ぐに話題は変えられた。


「それもそうなんだけどさ、昨日の話・・・聞かせてくれないか?」

と神木は直で聞いてきた。最初からそう聞けばよかったのに。


「昨日の話?」

と優哉と霧咲が同時に同じ答えを言った。


「おい!霧咲!ここは空気読めって!!久々に会うからこの感じ察知すんのは難いと思うけど!!」

と神木が小声で言った。

すると、その言葉でようやく気が付いたのか、霧咲はフッと目が覚めたように、シャキッとした。


「そ、そうよ!聞かせてよ!」

と霧咲は引きつった表情で言った。

周りのみんなは「ふぅ~」と溜息をついた。


「え?何その溜息」

優哉はみんなの反応に対し、そう問いかけた。


「いや、なんでもないから!早く聞かせろよ!」

李澤の額からは冷や汗が出ていた。


「昨日・・・まさか!・・でも、そうだとしたら・・何で?」


「殴ったんだろ?店長のこと」

優哉は神木の言葉にギクリとした。


「俺とたく(李澤)、恵美(七瀬)、大橋おおはしの5人は22時30分くらいに抜けたんだけど、母ちゃんのために頑張ってる桜木さくらぎと、このもったいない男、国仲くになかは、お前と同じ、閉店時間までDonny'sに居たんだ」

神木はそう説明した。

優哉は、確かに居た、と確信したように頷いた。


「そしたら、お前と店長が出て行くのを見て、様子を伺ってると・・・あ~あってことよ」


「もう良いんだ。あのカス・・・いや、店長は元々嫌いだったし・・・」

優哉は忘れかけていたあの夜を思い出してきた・・。


「大丈夫ですって~!よし!お好み焼きの材料買ってきたんで、作ってパーッとやりましょうや!!」

と「大橋おおはし 紗江さえ」は言った。

大橋は19歳。少し男気の入っている女の子。頼りになる女だ。

髪は茶髪で、目は丸く、可愛らしい顔をしている。


「そうよ!みんなでやれば、きっと楽しいよ!」

と続けて「桜木さくらぎ かえで」は言った。

桜木は16歳。高校1年生である。このメンバーの中での唯一のムードメイカー。

話しやすく、とても楽しい会話ができるのが特徴である。

1年前に母親が「がん」と診断された。学校の校長にはちゃんと話し、今バイト生活を送っている。やる時はやる女だ。笑顔が愛らしい。彼氏はいない。何千と告られたことはあるが・・・。


「じゃ、じゃぁ!ぼ、僕がやります!」

とまたまた続けて「国仲くになか 良輔りょうすけ」はおどおど口調で言った。

国仲は16歳。桜木と同じ学年で同じクラス。

頼りない男で、包丁が見つからなかったとき、ハサミを使って調理した。という伝説が刻まれいる。顔と頭は良いのに・・・もったいない・・。だから神木もさっき「もったいない」と言ったのだろう・・。


「いや、俺がやるよ!」

優哉は立ち上がりそう言った。


「じゃぁ、私も!」

と霧咲。

すると・・


「てかお前らさ、絶対ぇ付き合ってるっしょ?ほのちゃんは優哉がいると急にテンション上がるクセあるし・・」

神木は鋭く言い放つと・・


「違う!!」

優哉と穂華は顔を真っ赤にし、息をそろえて否定した。


「ふぅ~~ん・・?」

神木と季澤は、ニヤけていた。


「俺、支度したくしてくる!!」

優哉はすぐさまキッチンへと向かっていった。

それに続いて・・


「本当に付き合ってないし、好きでもないんだからね!!」

穂華は思いきり神木と季澤にそう言った。

周りもクスクスと笑っていた。


「顔に出てんぞ?相変わらずだね~ぃ」

神木はまたニヤニヤしていた。

それに対して返そうと穂華は思ったが、どうせまた茶化されると思い無視した。

その頃優哉は、包丁を持ち、キャベツを切っていた。

そして、切り途中に・・・


いてッ!」

右人差し指を切ってしまった。


「大丈夫?」

穂華は駆け寄った。


「うん。大丈夫。ちょっと切っただけ」

優哉は笑みを浮かべた。



~PM10:25~


「・・でさぁ、こう言うのよ!『お前が俺の気持ち分かるはず無ぇだろ!』って、

誰が分かりてぇかよ!」


「ハハハハハ!!やっぱ優哉の話は面白ぇなぁ~」


「マジで?ありがとう」

優哉は酔っていた。


「あ、そういや、お前のバイクが道路の隅にあったぞ?それ見つけて、住所見たら、ここに来たってわけよ~。電話しようと思ったんだけど、驚かせようと思ってな!」

神木は笑いながらそう言った。

しかし、『住所』という言葉に優哉は疑問に感じた。

住所なんか入れてたっけ、と。

だが、優哉は酔っていたせいか、考えることもなく、まぁいいかと言う風な表情をした。


「あっ!!もうこんな時間!」

時計を見てみると、もうすでに夜の10時を回っていた。


「じゃぁ、私そろそろ帰るね!」

大橋は焦りながらそう言った。

それに続いて、桜木、国仲も帰った。

そして、大橋は一言言った。


「『キリサキ』先輩!今日はありがとうございました!楽しかったです!」

すると・・・


「え、何が?」

と霧咲が答えた。

その途端、優哉にビビッと電撃がほとばしった。


「・・あ、俺のことか?・・お、おう!それはよかった」


「はい!では、帰りますね!」

大橋はそう言い帰っていった・・・。

優哉は硬い表情をしていた・・・。

優哉の名字・・・『希咲きりさき』には、何が込められているのか・・・?


そして、一旦、残っているメンバーが外に出た。


「じゃぁ、この辺でお開きにしますか!」

神木は手を叩いてそう言った。


「今日は楽しかったわ!悲しいことも忘れられたしね!」

と七瀬。


「悲しいことってなんだよ~」

と神木。


「な・い・しょ♪」

と七瀬。


「コンヤロー!!・・・あ、優哉!バイク忘れんなよ!じゃな!・・・ちょ、ちょっと待てって~」

この段階で、神木と七瀬は付き合ってるらしい・・。


「おぅ!まかせとけ!ラブラブ~」

優哉はまだ酔いが覚めていないようだ・・。


「じゃぁ、そろそろ帰るわ。時間も時間だしな」


「う~ん・・そうだな。10時45分だしな。気をつけて帰れよ!」


「おう!また戻ってこいよ?Donny'sに!」

季澤は笑いながら言った。


「戻れたらな!じゃな!」

こうして季澤とのやりとりを終え、優哉の一日が終わろうとしていた。


「ん?・・穂華は・・帰ったか」

と独り言を言って、昨日の場所に行きバイクを探した・・・。



~15分後~


優哉はよろめきながら歩いていた。

すると、バイクを見つけた。


「あ!あったあった~♪」

ちょっと能天気な優哉。

乗って帰ろうとしたが、それは流石にマズイと思い、押していった。

バイクの左ライトは破損し、ボディーにも傷ができていた。

優哉は、それを見ると凄く悲しくなった。


「沙汰さんに貰ったのになぁ~・・」

優哉は顔を下に向けてしまった。

すると・・・


「ねぇ!」

後ろから女の声がした。

ビクッとした優哉は、


「ヒィィィ!」

と呆気ない声を出してしまった。

それと同時に目が覚めた。

よーく見ると、その女は穂華だった。


「何だよ、びっくりさせんなよ!」

正気に戻った優哉は息切れをしながらそう言った。


「それはこっちのセリフよ!」

と穂華が言うと、長い沈黙が続いた・・・。

しかし、その沈黙を破ったのは優哉だった。


「っつか、何で今日来たんだ?来てくれたのは嬉しいんだけど、4ヶ月振りに会うし・・・何やってたんだ?」


「え?あ、そうそう、あのね・・・」

穂華は何かを考えた。


「やっぱ何でもない!」


「は?」


「優ちゃんが決めることだもん!」


「お、おい!」

こうして、穂華は訳の分からないフレーズを残し、帰っていった・・・。



~PM11:28~


優哉は家に着いた。

そして、洗面所へ行き、手を洗おうとした。


ジャー・・・


蛇口を捻り、手を出すと・・


「あ!怪我してんだった!・・どうかな・・・うん?」

さっき包丁で切った、右人差し指をよく見ると、完全に皮膚が再生していた。

おかしいとは思ったが、治ってるなら良いやと思い手を洗った。

しかし、右手のアザは治っていなかった・・・。

そして、リビングに戻った。

すると、テーブルの上に誰かの忘れ物らしき、無駄に細長い2m程の黒いアタッシュケースが置いてあった。


「ん?俺へのプレゼントか!?」

優哉は期待を膨らまし、目を輝かせながら開けてみると・・・


「これは!?」

それは、昨日沙汰の身から現れた、「刀」だった。

刀の柄頭つかがしらには、『ドクロ』の顔が装着されていた。

まるで日本刀。だが、日本刀とは呼べないほどの大きさで、しかもつばが『ドクロ』と、怪しげな雰囲気をかもし出していた。さやはごく普通。

それと、つばから鯉口こいぐちにかけて鎖状のものが巻きついてあり、そう簡単には抜けそうにない代物のようだ。

挿絵(By みてみん)


柄頭つかがしらは図「1」でつばは「9」でさやは「29」で鯉口こいぐちは「25」






「そういや、これ・・昨日合ったな・・・でも、何で・・」

そうこう考えていると、手紙が目に入った。


「いや、これは夢に違いない!そうだ、昨日のも全てそうだったんだ!」

優哉はそう自分に言い聞かせた。

だが、一応手紙を手にした・・。

すると・・・


ダダダダダッダ!!


優哉の頭の中で、何かの連鎖が起きた。


「うわっ!!・・ハァハァ・・・なんだ・・これ」

そして気がつくと、周りは白い景色で包まれていた。


「何だ・・ここ・・」

すると・・


ザザザ!!パン!


人影が現れた。

優哉は唖然とした。


「・・・おっ、時間ピッタリ!・・・やぁ~、選ばれし者よ。ゼロの世界へようこそ」


紳士服を着た、ハット帽を被っている男はそう言った。


「だ、誰だ・・お前」

優哉は眉間にしわを寄せながらそう言った。


「おっと~、失礼失礼・・。私の名は「R(ラッシュ)・パドラー」だ。よろしく」

Rパドラーと名乗る男は言った。


「ラッシュ?・・ふざけやがって・・」


「ふざける?フッ・・やはり人間は、哀れなものだなぁ~」

Rパドラーは笑いながらそう言った。


「人間?意味分かんねぇよ・・」

優哉は『人間』と言う言葉に対し、疑問を抱いた。


「まぁまぁ、落ち着いて・・・」

Rパドラーは笑顔で言ったが、優哉は気が気でなかった・・・。


「落ち着いてられっかよ!!ここは何処どこなんだ!教えてくれ!」

優哉はいかりの表情で言った。

すると、Rパドラーはそんな優哉に対しても微動だにせず、笑顔でこう言った・・・


「フフフッ・・・それは良い質問だぁ・・・教えてあげましょう。ここがどれほど最悪な場所なのかを・・」



“To Be Continued”


Next Hour|(次回予告)⇒⇒⇒


謎の男、Rパドラーと出会った優哉は、人間が『希望』を持って参戦する、

『ゼロアワー』という世界に参加させられる・・。

それは、優哉の手にしてしまった『刀』に秘められた力によるものだった・・。

参加した者は絶対に抜け出すことの出来ない、という謎の世界・・・。

今までのゼロアワー参加者は、述べ「2568人」その内全員が死んだ・・・。

そして、ゼロアワーへと入った優哉に、刀から現れた『イービルスカル』がとり憑いてしまった・・・。


2nd Hour⇒⇒⇒「5人の者」



お疲れ様でした~^^

この「出会い」という題にはいろいろなことが含まれています。

たとえば、店長との出会い。この出会いは、沙汰との約束を初めて破り、殴ってしまった。という出会いです。

そして、穂華との出会い。これは謎なままだが、何かが秘められているに違いありません。他にもありますが、それほど「出会い」には意味がこめられています。

次回もそのように“題には意味がある”ということも踏まえて読んでもらえると幸いです^^

あ、それと、希咲優哉きりさき ゆうやにはいろいろと何かがありますよ~^^←


では次回、「5人の者」で会いましょう!では!!

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