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二話 2つ目の条件

前回に引き続き読んでいただき、ありがとうございます!

また、素人なためあまり上手く書けていませんが、温かい目で見てくださると幸いです!

魔人になる方法。

それは魔人の血を摂取することによって、後天的に肉体が変質し、人間とは異なる存在へと作り替えられることだ。

遺伝子の組み換え――そう表現する者もいるが、実際に何が起きているのかを正確に理解している人間はいない。

ただ一つ、確かな特徴がある。

()()()()()が赤く染まること。

それが、人間が魔人へと変わった証だった。

私たちはその特徴で、魔人と人間を区別してきた。

しかしこの少年は違った。


「……何で、片目だけ……?」


静かな夜だった。

街灯の明かりに照らされ、少女は呆然と少年の顔を見つめていた。

赤く染まっているのは、右目だけ。

左目は、紛れもなく人間のままだ。


「片目だけ……それって……」


少年――望月秋は、自分の目の異変に気づき、不安そうに問いかける。


「僕は……魔人になれていないんですか?」


少女は一瞬、言葉に詰まったあと、短く息を吐いた。


「……いや。君はなってる」

「え?」

「正確に言うと半分だけだけど。」


秋は眉をひそめる。


「半分……?」

「君は今、半分人間で、半分魔人。

“半魔”と呼ばれる状態になってる」


聞き慣れない言葉に、秋は戸惑いを隠せない。


「そんな……どうして完全に魔人になれなかったんですか?」


少女は少し視線を逸らし、ゆっくりと答えた。


「魔人になる条件は、血を飲むことだけじゃないだよね」

「……他にもあるんですか?」

「そう。それが、生きることへの執着。2つ目の条件なんだ。強い生への欲求や人生に対する渇望、それがないと完全には変わらないと言われている。」


その言葉に、秋は黙り込んだ。

生きがい、それは僕にとって無いに等しい


「生きがいですか…だから僕は半魔に……」

「たぶんそういうことだと思う」


少女は困ったというような表情を浮かべる。


「正直、私も詳しいことは分からないだよね。半魔はあまりにも例が少ないから」

「じゃあ……完全な魔人になる方法は?」

「分からない」


即答だった。 

しかし、少女は秋をまっすぐに見つめる。


「でも、だからって放っておくつもりはないよ」

「え?」

「君を魔人にしたのは私だから。責任も私にある」


その言葉は淡々としていたが、不思議と冷たくはなかった。


「それに一人で行動するのは危険だしねー君は、私の所属する組織で保護するよ。」

「組織……?」

「日本四大魔人組織の一つ。

――テーゼ」


秋は一瞬、考え込む。


「……歴史で、聞いたことはあります」

「そう。そして私はそのテーゼで()()をやってる、水瀬(みなせ)みつき」

少女――みつきさんは、どこか飄々とした笑みを浮かべた。


「これから一緒に、完全な魔人になる方法を探そうよ」

「ということは、僕はテーゼに?」

「そういうことだね」


みつきさんは軽く頷く。


「今さらだけど君の名前とか教えてよ」

「そういえばまだ言ってませんでしたね…望月秋と言います。東魔高魔人科一年で十六歳です」

「秋…いい名前だね」


みつきは少しだけ柔らかく笑った。


「改めてよろしくね。」


そう言ってすぐに彼女は周囲を見渡す。


「この惨状、誰かに見られたら面倒だし。本拠地に行こうか」

「え、立入禁止区域の湘南放棄地区ですよね?

ここ町田ですけど……かなり距離ありますよ……」

「じゃあ、能力を見せてあげる」

「……能力?」

「私の能力は()を操ること。闇に関係するものなら、何でもできるんだ。」


そう言って、男の一人の血を飲む。直後にみつきさんの瞳孔が赤く染まる。

瞬間、視界が暗転した。闇が一瞬視界を支配し、次の瞬間には目の前に中学校があり、後ろを振り向くと湘南工科大学附属高等学校と書かれた正門があった。


「着いたよー」

「こんな一瞬で?それに死体まで…」

「便利でしょ!」


みつきさんは楽しそうに言う。


「死体に関しては誰かに見つかるとまずいからね。それにしても秋くん意外とリアクション大きいね」


「こんなの驚かない方がおかしいですよ」


秋はそう答えながら、自分の胸の高鳴りに気づいていた。

確かに、ここまで感情が動いたのは、久しぶりだった。

その直後、視界の端から刃物が飛来する。


「――ッ!?」


反応はできる。が、避けきれない。

そう思った瞬間、みつきが前に出た。

軽く手を伸ばし、ナイフを掴み取る。


「……下田。何のつもり?」


高校の屋上から、一人の男が飛び降りてくる。

着地は静かで、無駄がない。

その姿は20歳ぐらいの男だろうか?みつきさんより年上の姿で黒髪ショートの少しウェーブがかかった髪で、背の高い寡黙そうな人でもあった。


「そいつは何なんだ?人間と魔人両方のにおいがしてどっちか分からないぞ」

「どっちもだよ」


みつきさんは即答した。


「半魔。君も知ってるでしょ?」


下田と呼ばれた男は、目を見開く。


「……半魔?まさか、あの組織の――」

「違う。私が魔人にした」

「それは本当か?今まで一度も作ったことがないみつきさんが?」


下田という男はそんな疑問を投げかける。

そんな下田さんにすぐにみつきさんはその疑問に答える。


「本当だよ。それに作るときは作る。たまたま半魔になっちゃっただけ。」

「まじか…こんな事例は初めてだぞ…」

「あと下田、また敬語忘れてるぞ。」


そんな言葉に下田さんはハッとした様子で謝る。


「すいません。やっぱりみつきさんだと敬語で話すのが苦手なんですよね…」


敬語を使う下田さんはまるで人が変わったかのように感じた。

みつきさんはそんな下田さんにため息をつく。


「まあいいや、とりあえず秋くんをテーゼの拠点まで連れて行かないと」

「てことは、加入させる気なんですか?」

「一応規則だからね」

「……分かりました。なら()()さんに報告しないと」


そして、僕たちはその高校の正門からなかに入っていく。

中に入ると広い敷地に大きな建物が並んでいた。


「……ここが」

「湘南藤沢本部、新本拠地でもあるよ」


みつきさんは気楽に言う。


「新本拠地?」

「旧本拠地は横浜にあるんだけどね…今は対魔人協会の偵察が厳しくて分散してるだよ」

「確かにこの辺は、人が住んでる感じしますね」

「住んでるのは魔人だけどな」


下田さんは僕の感想に対してそんなことを言う。

続けるようにみつきさんも言う。


「野良は昼に活動する魔人が多いけど、組織に入ってる魔人は夜行性が多いんだよね」


そして、三人で歩き出す。

敷地内には照明が最低限しかなく、夜の闇が支配している。

やがて、反対側の大学の正門まで歩くと、ある建物の入り口にたどり着く。


「ここが本館で、テーゼのトップである伊藤ちゃんがいる。」

「テーゼのトップ?」 


みつきさんの言葉に疑問を抱く。


「この組織の首席だよ。そして、君がテーゼに入ることを報告しないとだからこれから君も実際に会うことになるよ。」


そう言いながら建物のなかに入っていく。

階段を上がり、手書きで会議室と書いてある部屋の前まで来ると、みつきさんは3回ノックし部屋に入る。

部屋には縦長の机が置かれており、一番奥には学校の制服を着崩し、黒髪セミロングの女の子がいた。


「伊藤ちゃん新人連れてきたよー」


みつきさんがそう言うと、書類に目を通していた少女はこちらへ視線を向ける。


「お帰りみつきちゃん。あと下田くんも。そして、新人と言っていたけど、そこの東魔高の制服を着た少年が新人かな?」


少女は僕の目を見ながら言う。


「そうそう。私が魔人にしたんだけど、偶然半魔になっちゃってさ…規則通りテーゼに入れるけど、魔人にしたのは私だから責任持って一緒に完全な魔人になる方法を探すつもり」 


少女は席を立って僕の目の前まで来ると、いきなり匂いを嗅ぐ動作をする。


「うん、確かにこの匂いは半魔特有の匂いだね。()()と対峙した以来の匂いだ。」


「いきなりですみません。あなたが伊藤さんですか?」


「うん?あーそうだよ。私の名は伊藤彩乃(いとう あやの)。一応テーゼ首席で、テーゼの中で一番偉い人でもあるよ。君はなんて名前なのかな?」


「僕は望月秋と言います。みつきさんに魔人にしてもらいました。よろしくお願いします…!」


伊藤さんは少しほほ笑みながら言う。


「すごく礼儀正しい子だね。同じ高校生とは思えない。でも東魔高だしおかしくはないか」


するとみつきさんは突然申し訳なさそうに言う。


「えっと…実は秋くんだけじゃなくてもう一つあるんだ…」


伊藤さんは不思議そうな顔で聞く。


「いきなりどうしたのみつきちゃん」

「実は秋くんを魔人にする前に人を三人殺してて、それを見られたから秋くんを魔人にしたんだよね…」


伊藤さんはあーなるほどといった感じで答える。


「そーゆーことね。後で偵察班に片付けさせるよ。ちなみにその死体はどこに?」

「高校側の正門前に移動しておいたよー」

「おっけー、後で偵察班に連絡しておくよ」


そんな会話を聞いていて僕は疑問に感じていた。偵察班とはなにか。学校では組織についてあまり教わっていないので、妙に気になってしまった。 

すると、伊藤さんはそんな僕の様子に気づく。


「ん?秋くんどうかしたの?」

「いや、ちょっと偵察班という単語が少し気になっていて…」

「あーそういうことね、ざっくり説明するとテーゼには3つの分野に分かれた班があって、それぞれ偵察、戦闘、護衛の役割を持つ班が全てで9つあるの。」 

「ということは僕もそのどれかに入るってことですか?」

「そういうことだねー」


伊藤さんは軽く言う。

続け様にみつきさんが追加で説明する。


「ちなみにそれぞれの班に3つずつ班があって、秋くんは私が見ないとだから私と同じ班に入る予定だよ」

「俺と同じになるってことか。」


ずっと話を聞いていた下田さんも反応する。


「みつきさんと下田さんがいるなら心配無いですね」 


そんなこと言うが正直僕はそこまで心配はしていない。しかし、みつきさんがいると聞いた時、心強いと感じた気がした。

続けて僕は聞く。


「ちなみにみつきさんはどの班なんですか?」

「ん?私は戦闘班第一班だよー」

「戦闘班…対魔人協会と戦ったりするんですか?」


「そうだな。俺たち戦闘班は基本、対魔と戦うことが多いな。たまに魔人同士で戦うぐらいか?」


「そうそう下田くんの言った通りだよ。まぁ戦闘に関してはみつきちゃんがしっかりと教えてくれるから安心して大丈夫だよ」


伊藤さんは優しく僕に言う。


「うん。ちゃんと私が教えるから秋くんは安心してね。少し長くなっちゃったけど、ちょっと秋くんには覚えとくべき施設を教えないと」


「そうだな。秋は今日来たばかりだし、分からないことも多いと思うが、今日中に必要な場所は教えてやらないと」


時間を見ると既に深夜2時となっていて、ここまで夜更かししたのは初めてだった。

こうして僕は拠点の案内をしてもらうことになり、会議室を後にする。


「とりあえず重要な場所だけね」


みつきは歩きながら説明を始めた。


「ここが集会所。

元体育館で、全体ミーティングは基本ここ」

扉越しに、複数の魔人の気配が伝わってくる。

「で、こっちが戦闘場」


人工グラウンド。かなり使われているらしく、地面には無数の傷が残っていた。


「模擬戦とか、実戦訓練用。夜中でも使うよー」


再び建物のなかに入る。


「最後に医務室。自己再生ができないほど怪我したときとか、意識がなくなった時とかに使うよ。」


こうして拠点内の案内が終わり、時刻は深夜の3時を回っていた。

全体ミーティング

集会所には、多数の魔人が集まっていた。

その視線が、一斉に秋へ向けられる。

ざわめきが起こる。


「……制服?」

「東魔高だぞ」

「協会予備軍じゃないのか?」


空気が張り詰める。

舞台裏で待機する秋の隣で、みつきが囁く。


「緊張してる?」

「少しだけしてます…」

「大丈夫。何かあっても私が責任取るから」


その言葉は軽いが、なぜか重みがあった。

やがて、伊藤さんがマイクを持って舞台に立つ。


「これより、全体ミーティングを開始する」


声は静かだが、逆らえない圧がある。

伊藤さんは僕にとても同じ高校生とは思えないと言っていたがあまり人のことを言えていない気がした。

報告が淡々と続く。

協会員の動向、収穫、警戒区域。

秋には理解できない単語が多かったが、

みつきさんが小声で補足してくれた。


「……で、最後に移る」


伊藤の視線が、秋に向く。


「新人についてだ。秋くん、前へ」


ざわめきが一気に大きくなる。

舞台に立つと、視線の圧に息が詰まった。

しかし、この感覚は久々な気がした。 


「えっと」


自己紹介と言っても、あまり言うことが無いため少し考えてから自己紹介を始める。


「望月秋です。本日、魔人になりました……正確には半魔ですが、いつか完全な魔人になりたいと思っています。」


会場がざわつく。


「また、僕はみつきさんに魔人にしてもらいました。未熟者ですが、よろしくお願いします」


一瞬の沈黙。

その沈黙を破ったのは、みつきさんだった。


「秋くんは私が見るから警戒しすぎなくていいよ」


魔人たちは顔を見合わせながらヒソヒソと話している。

しかし次席の一言は、絶対だった。魔人たちはみつきさんの言う事を信じ、僕に拍手を送る。

そんな中、みつきさんは拍手が終わるととんでもないことを言う。


「それでね、ちょっと秋くんの半魔について気になっちゃってさ」


なぜだか胸騒ぎがした。


「秋くんの実力を測るために、今から模擬戦しようと思ってて」


会場がどよめく。


「え、聞いてないですよ」

「ごめんね」


みつきさんの勝手さにさすがの伊藤さんも溜息をついてしまう。

しかし、伊藤さんは提案する。


「……審判は私がやる。だけど危険だと判断したら即中止にする」

「全然いいよーありがとねー」


みつきさんは嬉しそうに言う。

そして場所は移り人工グラウンド。先ほど来た戦闘場だ。

観客は全体ミーティングに出席した魔人たち。

みつきさんがナイフを一本、僕に投げ渡す。


「私のナイフ貸すね」

「握ったことないんですけど」

「大丈夫。手加減するから」


そんなことを言うが、準備運動をし始めたので信用できなかった。

そして、お互いに数メートル離れて向き合うように立つ。

すると伊藤さんが合図をだす。


「開始!」


合図と同時にみつきさんが地を蹴る。

視認できる。でも、速い。

一瞬で距離が詰まり、回し蹴り。

秋は反射的に左腕でガードする。


「――っ!」


衝撃が走り、吹き飛ばされる。


「手加減するんじゃなかったの…」


伊藤さんが呟く。

腕が、悲鳴を上げていた。


「……続行不能」


伊藤さんが言いかけた、その時。


「まだ……戦えます」


自分でも驚くほど、声は強かった。

なぜか、まだ終わりたくないと思った。こんなにも腕は痛いのに…


「……」


みつきさんの目が、僅かに見開かれる。


「あの攻撃に反応する実力…気になる…!」


みつきさんは無理やり再開する。

今度はナイフだ。

僕は必死に、みつきさんの動きを“見る”。

対処の仕方がわからない僕は本能のままナイフを避ける。

みつきさんの斬撃はまるで殺し屋のように急所を突くものばかりだ。

そんなみつきさんを見て真似る。

完全ではないが、追従できる。

みつきさんの斬撃の間を縫うように僕もナイフで反撃を繰り出す。


「……っ!?」


みつきさんは初めて、驚いた声を漏らした。

だが、斬撃は避けられ反撃されてしまう。

後ろ蹴り。

今度は、腹に直撃した。


「……っ」


呼吸が、できない。思わず膝をつく。


「もう終わりだ」


伊藤さんが言う。


「……待ってください」


悔しい。

この感情は、初めてだった。

いや、前もあったかもしれない。

ここまで思考が多くなるのはいつ以来だ?


「……あと、一分だけ」


心が高鳴る。みつきさんを見てからずっと心が忙しい気がする。

みつきさんも同じようにお願いする。


「私も、まだ秋くんの実力を測りたい。おそらく秋くんは…」


みつきさんは何かを言いかけるが言わない。

伊藤さんは沈黙した後判断を下す。


「……分かった」 


伊藤さんがタイマーを出し、条件をだす。


「今から一分の制限時間を設ける。さらに秋くんが危ないと思ったらすぐに下田くんと私で止める。」

「わかりました。それでお願いします」


そして再開の合図が出される。

秋は、迷わず左手を刺した。


「秋くん!?」


みつきさんの驚いた声が聞こえるがかまわず手から流れる血を飲む。

瞬間、世界が変わったように感じた。

痛みが消える。

手の刺し傷が治り腕の骨が繋がる感覚。

さらには身体が軽い。


「…さっきより見える」


動きがはっきり分かった。

思うままに身体が動く。

僕の行動を止めようとしたみつきさんは回し蹴りをする。しかし僕は避ける。

大きな隙が生まれ、僕は模倣した動きでナイフを振りかざす。

みつきさんはギリギリでナイフでガードし、同時に火花が散る。


「力が上がってる…!」 


みつきさんは驚きながらもすぐに体制を立て直し、反撃をする。しかし、僕はギリギリながらも全て対応しながらちょくちょく反撃をする。 

戦えば戦うほどみつきさんの動き、癖が僕にインプットされる。

そんな様子を見てた伊藤さんは呟く。


「……まるで、昔のみつきちゃんを見てるみたい」 


一歩踏み込む。

限界まで、踏み込む。

より早く、鋭い攻撃をしようとしたその瞬間。


「終わりだ!」


下田が割って入る。

両腕を押さえられる。


「……あ」  


タイマーはゼロだ。アラームが鳴っていた。

下田さんの後ろには伊藤さんがおり、同じようにみつきさんを止めていた。

どうやらお互いに戦いに集中しすぎたようだ。 


「無茶しすぎだ」 


下田さんが言う。 


「自分の血で、力を引き出すなんて」

「やっぱり、血には……」

「ドーピングみたいな効果がある。だが普通は、自分の血を使うなんてことはあり得ない」

「そう…なん…ですね…」


気が抜けたせいか、思い出したかのように身体に異変が起きる。

視界が揺れ吐き気を催し、さらには力が抜ける。


「……?」


急激な眩暈。


「秋くん!」


誰かの声が頭の中で響く。


「貧血だ!医務室へ!」


担がれる感覚がするが、遠ざかる音。

僕は意識は、そのまま闇に沈んでいった。


最後まで読んでいただきありがとうございます!

また、「ここがおかしい」や「他の作品に似ている」などの意見があれば言っていただけると改善できるかもしれません!

もし、アドバイスなどあれば言っていただけると次のモチベーションに繋がります!

よろしくお願いします!

次回は1月30日を予定しています!

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