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詩*卒業写真*

炭酸水

作者: a i o



うなじにあたる陽が

じりじりと鬱陶しくて


坂道の一歩が

重たくって

入道雲は高くて遠い

それだけで苛ついてる


太腿にへばりつく

スカート

額に滲む汗

睨み付けたって

燃え上がるだけの太陽


揺れる陽炎

揺らがない不機嫌

からからの喉に

がらがらの声が眠ってるから

ペットボトルの蓋をあけて

舌に触れた瞬間から

揺さぶって


付け足すものなんていらない

刺激だけでいい

攻撃的で構わない だってキライ

大体はキライ


晴れすぎてる空も

明るすぎる昼間も

終わらないフリした夏も


その熱を刻んで

憎しみをかなしんで

そんな気分が弾けてる

透明なまま

暴れていたい











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