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グリモア・ライブラリ  作者: カツヤマ403
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マグノリア海軍の設立

マグノリア海軍の設立



「マグノリア、エプタ海軍を設立する事になった。

ナーシサス、ピオニー、ビオレータの推薦でお前に率いて貰いたい」


「領主代行はナーシサス姉さんでは?」


「ナーシサス姉さんは他領地への威嚇だ、後にピオニーへ代わり国が安定すれば俺に返すそうだ、だから人事は俺にやれと言われた。

領地内は男兄弟で、警備は河川も含めてラグナルに任せる」


「リリィは?」


「ナーシサス姉さんとビオレータの話では、空軍を率いて貰いたいそうだ!」


「空軍? 飛竜?」


「パラグライダーとか言ったかな? 海上警備用にビオレータが開発した物だ、風魔法が使える者なら少し訓練すれば扱えるそうだ」


「任務は?」


「海図の作成、水深100メートルまで10メートル単位で測定して欲しい。

次に海賊の殲滅、海路の警備だ!

あと、水軍との海戦も・・・」


「解った!」


「では、明日ビオレータがケープシティーまで送ってくれるそうだ!

あと、海軍基地にある新兵器の説明もすると言っていた」



翌日、パラグライダーに乗り馬車で3日の道程を三時間で到着した。


「マグノリア姉さん、海軍開設にあたり、二隻の戦闘艦を建造しました!」


「うぃ!」


「こちらが重雷装艦、一発当たれば大型海賊船ゴトキ軽く屠れる。

船首には20㎜砲と、左右舷に機銃装備!」


「・・・うぃ」


「そしてこれが、潜水艦!

最深度120メートル、潜航速度5ノット、浮上時10ノット、潜航最大時間720時間、魚雷発射口6、ドヤー!」


「・・・なにこれ?」


「潜水艦」


「・・・」


「先ずは乗ってみよう!」


「うぃ」



そのまま潜水艦に乗り洋上航海に出る。

洋上航海中は普通の船、船首側でパラグライダーの離着陸も可能、収納ハッチが付いている。


「マグノリア姉さん、乗り心地は?」


「普通」


「じゃ~中に入りましょう!」


中に入って潜航準備だ!


「トーマス副艦長!」


「はい!」


「潜航開始!」


「はい、潜航開始します」


「深度5メートルで水平潜航、トーマス副艦長、指揮を取れ!」


「了解!」


「マグノリア姉さん、潜航するのがよくわかる場所に移動しましょう」


海底調査用に付けている窓がある場所へと移動する。

マグノリア姉さんは、窓の外を眺めている。


「綺麗」


「どう、マグノリア姉さん気に入った?」


「うん!」


暫く時間を過ごす。

何れくらいたっただろうか、慌てた足音が響き副艦長のトーマスがやって来た!


「緊急、前方に艦影、ドルト辺境伯艦と思われる。」


「エンジン停止、そのまま待機、直ぐ行く!」


「了解」


そのまま踵を返し戻っていく!

私達も指揮所に戻り、潜望鏡を覗く


「副艦長、あれ何やってると思う?」


「この辺りは、ピオニー様が海賊船? ・・・に出くわしたと言う海域ですが、海賊の拠点からはだいぶ離れていますし、眉唾だと思っていたのですが・・・」


「海賊!」


「マグノリア姉さんの想像通りだと思うわ、領主の指示か独断かは分からないけどね!」


「伝聞、サウスアイランド船籍の貨物船が、ケープシティーの南海上50キロメートルを航行中、ドルト辺境伯船籍の軍艦ともうすぐ接触、注意されたし!

以上です」


「ピオニー姉さんの船なら置き去りに出来るけど、サウスアイランドの船はちょっと厳しいかな?」


「伝聞、上空待機、攻撃指示!」


「マグノリア姉さん、そうですね!

ヘルツ通信士、上空に伝聞を、上空で待機して、サウスアイランドの船が攻撃を受けたら直ぐに攻撃指示を下さい、と、こちらの位置も伝えて!」


「了解しました!」


「では、こちらは戦闘体制」


「総員、戦闘体制!」


暫くの沈黙の後に、ドルト辺境伯の軍艦が戦闘体制をとり、サウスアイランドの船に停船指示!


「前進微速!

1番、2番魚雷発射用意!」


「上空より伝聞、攻撃開始、以上」


「魚雷発射!」


「3、2、1」


「どご~~~~ん」


「上空より伝聞、ドルト辺境伯軍艦、轟沈!」


「本艦は浮上して、残敵殲滅、サウスアイランド船籍の貨物船に接近、接近時エプタ子爵領旗を掲げよ!」


「了解」


ドルト辺境伯軍艦が沈む祭に投げ出された兵士を掃討し、サウスアイランドの貨物船に出向きお詫びをしてから離れた。

サウスアイランドの貨物船側に死者や重傷者が出ていないのは幸いであった。

怪我人の治癒が済むと、我々も護衛も兼ねながらケープシティーに帰港する。


「マグノリア姉さん、初日から申し訳ないです、・・・いきなり戦闘なんて・・・」


「ビオレータ、気にしない!

この船とても気に入った、有り難う」


「でも、ドルト辺境伯の水兵が海賊行為とは・・・、まさか自国を荒らしたりはしないだろうけど、ソーマ領のセチア姉さんにも連絡が必要ね!」


「水軍基地、監視対象、海、空、増艦必要!」


「潜水艦はあと1隻を急増予定、重雷装艦は予定無し、その代わりに護衛艦を5隻建造予定よ!」


「至急」


「あ、あと、ホバークラフトの戦闘用を数隻配備します。

最高速度は時速45ノットで、人員輸送が主な役目の船です。

セチア姉さんのソーマ領と商業協定を結びました。

あそこからなら、お祖父様のサターン領に陸路で運べますから、早急に海路を開きたいのです」


「ドルト海賊、邪魔」


「海賊には、外洋で遭難して貰いましょう!」


「うぃ!」


1年後、ドルト辺境伯と王国水軍は、ドルト辺境伯領海内から出る事が出来なくなった。


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