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第一章 異世界転生  創造神ゼリウス

早く戦闘シーン書きたいなぁ

でも設定とかはちゃんとしたいんだよなぁ




side ロキの知り合い



イドラの極東

深淵の森


「ん?こやつか?」


何かをさがしながら森を歩いていた老人がある木の下で倒れていた白髪の10歳前後の少年を見て言う。


「ふむ……ロキルデリウスのやつ赤ちゃんからの予定じゃなかったのか? あのたわけめ」


老人が愚痴をもらしていると、茂みの中から獣が………いや獣と言うには些か理性を感じさせすぎるほどの瞳を持ったオオカミが ノソリと現れた。


『見つかりましたか?』

「おぉ フェンリルか ふむ おそらくじゃが、こやつがそうじゃろう」

『おや、赤ちゃんからではなかったので?』

「儂もそう思ったんじゃがな………ロキルデリウスのやつが何かやったか 或いは忘れていたとかじゃろう。

全くもう少し神のプライドとか矜持とかそういったものは持たんのかあやつは……」


フェンリルに尋ねられた老人は、呆れたように答えた。 フェンリルも『まぁ、ロキルデリウス様ですしね……』と苦笑い


「まぁこやつには5、6年で生活できるだけの知恵と護身術を身に着けさせるしかあるまいな」

『そうするしかないようですね……』


それじゃあ と老人は少年を担ぎ始めるが、フェンリルがそれを止める。


『私が担ぎますよ。』

「ん?そうか?じゃあすまんな」

『いえいえ ご老体には厳しいのでは?』


クスッと笑うフェンリル

それに憤慨する老人


「老人も何も儂にはゼリウスと言う立派な名前があるじゃろうが!!」

『フフッ やはりゼリウス様はからかい甲斐がありますね』

「なっ、なにを〜 くっ全く最近の者は敬う気持ちがなっておらんわ!」

『いえいえ こんなにからかい甲斐があるヒトはゼリウス様以外いませんよ』

「はぁ〜〜〜〜………まぁよい はよう連れて行くぞ」

『えぇ もちろん』


一人と一匹は深淵の森の奥深くへと戻っていった。






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



side 雷斗



「ん? ここは」


ロキにイドラへと転生されて、次に目覚めたら視界には、めいいっぱいの木材の屋根がうつっていた。

そして、自分自身に声が出せることに驚く


(あれ? 赤ちゃんからの転生じゃなかったのか?

なぜ声が出せるんだ?)

と、不思議に思っていると不意に横から声がかけられた。


『起きましたか? 人の子よ』

「ん? ッ!! オオカミ!?」

(だが、それにしてはおおきすぎるぞ………)


雷斗の横には、体長4、5メートルほどの純白の毛を持ったオオカミがおすわりの状態で座っていた。


『どうやら(わたくし)の容姿についてとても疑問に思っているらしいですね……では、自己紹介から (わたくし)の名はフェンリルまぁ気軽に呼んでください』


そう自己紹介したフェンリルを見て、雷斗は一つあることを思った。


「フェンリルってのは、神獣じゃないのか?」

『えぇ、そういう認識で構いませんよ』

「いや、そうじゃなくて フェンリルって種族名じゃないのか?」

『あぁ、そういうことですか……まぁそうですね

確かに種族名ですが私(わたくし)の場合種族名が《フェンリル・ロード》ですから別にフェンリルが名前でも構わないですよ』

「そうか……じゃあリルさんってよばせてもらうわ」

『あなた……なかなかに軽いですね……まず、この大きさとオオカミという容姿におどろかないんですか?』

「まぁ最初は驚いたけど、慣れればそれほどじゃないしでっかい犬って思えばむしろかわいくみえてくるしなそれに、リルさんからは敵意とか殺意って感じの負の感情を感じないんだよな……」

『負の感情……ですか?』


負の感情というフェンリルにとって未知の感情を感じ取れるらしい雷斗はそう言って安心した表情を作るが、すぐに誰かを憎むような雰囲気を出す。

フェンリルがゴクリッと緊張するほどに殺気立っていると……


コンコン


とドアをノックする音が聞こえてきた。


『っ!! ………どうぞ……』


ガチャッとドアが開く


「フォッフォッフォッ なかなかにい〜い殺気をだすのう」

「誰だ?あんた」

「何、しがないじーさんじゃよ」


現れた爺さんは、ロキと同等……いやそれ以上の格を感じた。


(ロキ………神よりも上の格って……神より強いってのか?このジーさん?)

(ふむ…さすがはロキルデリウスが目をつけたやつじゃのう…今の殺気はフェンリルじゃちときびしかったかもしれんな フォッフォッ 育てるのが楽しみじゃわい)


雷斗はゼリウスを警戒し、ゼリウスはこれからどうやって調理しようかと思考を巡らす。端から見れば

10歳前後の少年と老人が睨み合っているようにも見えるため、フェンリルがとてもいごごちわるいことになっていた。


〜数分後〜


「フォッフォッ このまま睨み合っていても仕方ないからの 儂から自己紹介を………

儂の名はゼリウス まぁ原初の神筆頭 創造神ゼリウスというのがこの世界ではよくしられておる」

(神かよ!!)

「そ、そうなのか……じゃあ次は俺だな

俺の名前は……えーと……あっ!今まだきまってないわ」


あははーと笑う雷斗 するとゼリウスは


「何じゃ ロキルデリウスに決めてもらわん勝ったのか?」

「あぁ そんなこと何も言われなかったぞ」


雷斗が答えると、ゼリウスははぁ〜〜と盛大な溜息をつく。


「全くあやつは……まぁよい儂直々に付けてやろう」

「ほんとか!?」

「い、いいのじゃが……お主はそれでいいのか?」


雷斗の勢いに押されたゼリウスは少し引きぎみになりながらも疑問に思ったことを雷斗に聞く。


「あぁ!流石に名前がないと不便だしなぁ……」

「そ、そうか…お主がいいならいいのじゃが……」


では、とゼリウスは早速雷斗に新しい名前をつける。


「うむ、そうじゃなぁ…………………………………………………ゼロはどうじゃ?」

「ゼロ……か」


満足そうに自分の名前を呼ぶゼロ

ちなみにゼリウスがこの名前を言うのに開けた空白を「タメ長いなぁ」と思ったのは、ゼロだけの内緒だ。


「どうじゃ? ステータスを開いてみては?」

「そうだな!」


楽しそうなゼロは、その勢いのままステータスを開く


○●○●○●○●○●○●○●


ゼロ 

(10)


魂源


【雷支配】   【重力支配】 

&〓&#ー‥ー


称号

《転生者》《生命神のお気に入り》《神獣の友人》

《創造神の興味》


●○●○●○●○●○●○●○





「おぉ!お?何か称号ってのがふえてるぞ?」

「ふむ……見えとらんかったのか?」

「あぁ 三途の川(?)では、なかったやつだ

まぁなんとなく意味は理解できるが」

「三途の川? というのは理解できんが、ロキルデリウスがおったところなら現霊界じゃな」

「現霊界?」

「簡単に言えば生と死の狭間の空間のことじゃよ」

「あぁ なんかそんなこと言ってたな まぁいいや」

「軽いのぅお主……」

「よく言われる」

と二人で仲良く(?)話をしていたらコンコンとまたしてもドアを叩く音が聞こえる。


「ゼリウス様、ご飯できましたよ」


外から美しい銀髪で銀色の瞳を持った黒いスカートに白いエプロンのようなもの いわゆるメイド服を着た()()()()の美女が入ってきた。

ね、ネコミミ!?と、ゼロが驚いていると


「おぉフェンリルか ちょうどよかった。そろそろ腹が減ったと思っていたからの ではリビングへ行こうかの」


……………は?

「ちょっと待てじーさん」

「フェンリル?リルさんだったらそこに……あれ?」


ゼロが先程までフェンリルがいたとされる場所には、誰も存在していなかった。

あれ?なんでだ?さっきまで確かにそこにいたのに……

と首を傾げていると、ゼリウスが


「フェンリルならさっきのお主の殺気に耐えきれなくなって逃げていきおったぞ どうやら儂らが話しこんでいる間に飯を作っていてくれていたそうじゃ こんなとこでもなんじゃ、この世界についての話やその他諸々については食べながらでも話すかの」


ゼリウスはドアを通り、リビングへと歩き出す。

リルさんにも「さぁ行きましょう (わたくし)のことは後程……」と言って部屋を出ていった。

ゼロは疑問に思いながらもリルさんについていった。



少しステータス表記変えました

どっちが見やすいですか?

え?どっちも見にくい?こ、これは手厳しいですなぁ……

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