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2・出会い頭

あれは暑く暑く毎年最高気温を更新するその年のその日でございました。

夏コミに私は参加しておりました。

これは夏冬恒例となっており学生時代からやり続けている唯一の趣味でございます。

いえ、同人誌を出したり物を売ったりではございません。

私はコスプレイヤーでございます。

コスプレというものは外が基本でございます。

冬もきついが夏もきつい。どちらもきついんですが。まぁ夏の方が水分不足やら何やらと気にしなければならない事が多いですね。

汗もかきます、人間ですから。メイクなどの天敵でございます。

そんな私の中で恒例となっていた夏コミ。今回私は緑色の炎を出す主人公をやらせて頂いていました。

ツリ目の私にはやり易かったです。似てる似てないはまぁ置いといて。

コスプレなんてぇものは楽しむのが一番。似てようが似てまいがなんてのは客観的な意見に過ぎません。

そこで出会ったのが一人の男性でした。

カメラマンさんもやりつつのコスプレ。

それ自体珍しい事じゃありません。

そうしちゃいけないルールがある訳じゃあございませんから。

その男が妙な人で見て分かると申しますか雰囲気が妙でした。

何せ何も言わずに撮ってきましたから、マナーも何もあったもんじゃありません。失礼極まりない。

あとから気付いた事ですが、そりゃあ私なんかとは色々真逆でしたよ。目の形から考え方、生き方、食べ物の好みなんかも。

同じだったのはコスプレという趣味くらいなもんです。

「良い緑色の炎だねぇ」

それが彼の開口一番でした。

緑色の炎といっても手作りのカチューシャを元に作った物ですけどね。

読んでいただきありがとうございます。

実験的小説です。

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