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タイムリープは1日1回5分まで  作者: 大野春
chapter.01 タイムリープは1日1回5分まで
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1-6.天秤にかけて


圧巻の景色。


僕と天使以外の風景が歪み、巻き戻されて行く。

バスは後退し、時計台の針が逆に動いて行く。

11時26分。

11時25分。

11時24分。


「あ、戻されるよ」

天使が言う。


僕と天使は何かのよく分からない力で、駅前から途中の道路まで押し戻された。


周りの歪みが消える。



僕は時間を確認する。

11時21分。



ほ、本当に戻っている!


今度ばかりは、疑ぐり深い僕でも信じる事しか出来ない。



「どう?信じれそう?」

「は、はい。。。」

「やってみる?」




ーーー簡単に言われても。



ーーーラブアシスト制度。



ーーーいや、確かにタイムリープは出来るし、天使はいたのかもしれない。



ーーーでも、だからと言って



ーーー僕の生活を変える必要があるのか?



ーーー僕は、僕の人生を変える勇気に対する怯えと



ーーーおっぱいを天秤にかけていた。




おっぱいだ!



「やります!」



僕は、ラブアシスト制度に同意した。

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