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プロローグ

初夏。

毎日の様に社会人、学生が世界の理を崩すことなく生活している中エアコンの聞いた部屋で俺はそんな奴らを想像して笑っている。


「はは、拙者は働いたら負けでござる。それより…ドゥフフ、SRゲットぉ……きゃわいいなぁ、家宝だべ家宝だべ!テラワロスwww」


いつもの様にオンラインゲームで遊ぶ俺。まじかっけえ。高校を中退した後俺は親のスネをこれでもかと言わんばかりに齧り付いて生活しているのだ!親サイコー。親の言うことを無視していれば金は手に入る…おおお!こここそ桃源郷だったんだな!


「会社の奴隷、乙wwwNEET万歳!万歳!」


もう俺は現実になんて興味はない。一生ここで暮らすんだ!二次元こそ俺の人生であり、生きる場所なのだ!


「ん……??何だこれ?この拙者宛にメール?まぁたどうせチェーンか…ウィルスだったらだったでいいや。この拙者のプログラムに穴はない!どぅはははは!」


この時、もしこのメールを開いていなかったら、どうなっていたのか想像もつかない。

寧ろ開かなかった方が良かったのかもしれない。







ほんの出来心、では済まない現実。

それを知らずに生きていけたのかも……

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