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(仮)異世界ライフは突然に  作者: ai-emu
【第6章】未知のダンジョンを攻略せよ!!
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【第51話】ダンジョン攻略後のひと時

僕らがダンジョンに潜っている間に、どうも街道の復旧工事が始まっていたらしく、もう10日ほどチューヘイムに滞在すると街道が開通するらしい。

しかし。

僕には、陸上ならば何処にだって行けるタマちゃんがいる。

よって、街に潜って2日後に、次の目的地『ホワイトビーチ』に向けて出発することになった。


そうそう。


ダンジョンで回収したあれやこれやは、一部自分たちで使用する分を除いて、すべて売り払うことになった。

・・・・インゴットなんかあっても邪魔になるだけだし。

・・・・ぶっちゃけてしまえば、この世に存在している金属ならば、固有技能スキルの『総合錬金術』や『総合合成術』や『総合創造術』で簡単に創る事ができる。

武器や武具にしても然り。


まずは、インゴット関連から。


鉄のインゴット約2,000㎏

銀のインゴット約1,500㎏

金のインゴット約1,000㎏

魔鉄のインゴット約1,200㎏

魔銀のインゴット約1,000㎏

魔金のインゴット約600㎏

ミスリルのインゴット約600㎏

アダマンタイトのインゴット約500㎏

ヒヒイロカネのインゴット約600㎏

オリハルコンのインゴット約600㎏

神鋼のインゴット約300㎏


次は、各種原石関連。


時空属性魔水晶の原石約100㎏

光属性魔水晶の原石約300㎏

闇属性魔水晶の原石約300㎏

風属性魔水晶の原石約600㎏

水属性魔水晶の原石約600㎏

火属性魔水晶の原石約600㎏

地属性魔水晶の原石約600㎏

無属性魔水晶の原石約1,000㎏

その他、宝石類の原石多数(一部海産物も含む)


次は、武器や防具関連。・・・・たくさんあるので割愛。

次は、魔物・モンスターの素材関連。・・・・たくさんあるので割愛。

最後に便利アイテム関連。

ポーション・・・・総数で160本。

収納袋・・・・総数で121個。


通信の指輪・・・100個


魔法防御の指輪・・・100個

精神防御の指輪・・・50個


生命力増加の指輪・・・10個

魔力増加の指輪・・・10個

防御力増加の指輪・・・10個

筋力増加の指輪・・・10個

俊敏力増加の指輪・・・10個

器用力増加の指輪・・・10個


身代わりの指輪(回数1回)・・・100個

身代わりの指輪(回数10回)・・・50個

身代わりの指輪(回数100回)・・・10個


転移の指輪(位置登録3か所型)・・・10個

転移の指輪(位置登録10か所型)・・・5個

転移の指輪(位置登録100か所型)・・・2個


コンテナハウス(2人用)・・・5棟

コンテナハウス(5人用)・・・2棟

コンテナハウス(10人用)・・・2棟


魔導馬車・・・10台

魔導馬車(内部空間拡張型)・・・2台

魔導船・・・5台

魔導船(内部空間拡張型)・・・2台


ダンジョンコア(所有者:トモエ=アスカ)


たっぷりと素材を集めてまいりました。

こう並べてみてみると、このダンジョンで集めた素材。指輪シリーズを除き、すべて重量物やら巨大なものばかりです。それも、下の階層へ行くほど大型化していきました。

巨大なこれらを持ち運び可能にできる収納袋が出てきたのが5階層おきであり、徐々に大きくなっていく仕様となっていた。さらに言えば、すべて入れる事ができないときている。

こんな鬼畜使用だったが、僕たちには関係のないことだった。


これらをギルドの裏庭ですべて出した時は、その場にいた者たちからどよめきの声が上がった。そして、僕らが使用する分以外の品を買い取ってほしいといった瞬間に、一斉に群がってきたのは滑稽だった。

あまりの盛況ぶりに、2日後にオークションを開いて売りさばくことになった。

この中で、僕たちが使用するために貰ったものは次の通り。


まずは僕たち『天空の牙』から。

各種インゴットと原石を半分ずつ

通信の指輪

魔導船(内部空間拡張型)


ここで出てきたアイテムは、すべて僕が造る事ができるので、その都度造ったほうが効果的だという話で貰っていない。また、増加系のアイテムは、そもそも僕が与えた加護のほうが効果が大きいということで貰う事はしていない。それは同じ加護があるヒュレイムさんたちも同様だ。

唯一貰ったのが『魔導船(内部空間拡張型)』。これ自体僕が造ってもいいのだが、創った時の魔力量が莫大になるため貰うことにした。

同様にインゴットと原石もだ。一から創り出すと、とてつもなく魔力を消費する。

これ以上魔力が増えてもあまり意味がないしね。

そもそも、通常使用で増えていくのは別にしても、これ以上はもういらない。


ダンジョンコアについては、今回がギルドの報告された初めての情報ということで、とりあえずは僕預かりとなっている。今までもこうして、地上に運び出されたことがあったかもしれないが、所有者からの報告がないので、今はどうなっているのかも解らないとのことだ。

そのため、全ギルドに、正確な情報を流し、とりあえずは検証するために数を揃えるとのことだ。それまでは、ダンジョンを創らないでくれと言われている。


まあ、気長に待つとしよう。

僕には、たっぷりと時間があるわけだから・・・・。


ヒュレイムさんたち『ドラゴンヘッド』は、次のモノを貰っていく増した。

アシッドスライムの体液・・・約100匹分

ポイズンスライムの体液・・・約100匹分

収納袋(1,000㎏収納・時間停止型)

収納袋(無限収納・時間停止型)

通信の指輪

魔法防御の指輪

精神防御の指輪

コンテナハウス(10人用)

魔導馬車(内部空間拡張型)

魔導船(内部空間拡張型)


ヒュレイムさんたちの場合は、僕が持っているモノを補完する形でいろいろと貰っている。特に、移動に特化したものが多い。『収納袋(1,000㎏収納・時間停止型)』・『収納袋(無限収納・時間停止型)』を貰ったのは、自分たちの私物を入れるためだ。僕のように、万能異空庫アイテムボックスを貸し出す事ができないからね。


オークションの結果は、とても楽しみである。

たぶん・・・・また現金が、使い切れないほど増えていくんだろうなあ・・・・。


閑話休題。


「せっかくダンジョンを攻略したんだ。どれだけ戦力が伸びているのか、改めて確認しようじゃないか。」

そんなナルシスさんからの言葉で始まった、ステータスの見せ合いっこ。仲間の戦力把握は、パーティでは当たり前なので皆快く同意する。もちろん、他のパーティ戦力を知るのは、冒険者としてのマナーに反するので、ヒュレイムさんたちとは、別々の部屋でこの確認作業は行っている。


詳細は・・・・とりあえず割愛!!


オークションが行われる2日間の間は、僕は、ユキヒデ君やキョウカさん、サララちゃんに魔法を教えていた。残りのメンバーも、模擬戦などを行って、今回の反省点を治す訓練を行っている。いきなり、レベルや力が急激に上がったため、その力を制御するための訓練ともいうが。

使いこなせないと意味がないからね。

強大な力は、暴走させると自分どころか、周りにも迷惑をかけてしまうものだ。

それをしないためにも、全員が頑張って力を制御するための訓練に明け暮れていた。


2日後に行われたオークション大会。


今回のダンジョンから出てきた諸々に加え、それ以外のモノも、町中から出品されている。

もちろん、冒険者たちが、一生懸命はぎ取った魔物やモンスターの素材、ボスだったヒュドラや取り巻きの蛇の素材も出品されている。

もちろん、オークションで得た資金は、町や周辺の復興、最前線で闘った冒険者たちの報酬として利用されることになっている。

今回、街を守らずに逃げていった腐った貴族どもの財産すべてが、ギルドに接収されてオークションにかけられている。屋敷内に残っていたモノすべてが、屋敷事押収されていた。


当然だよね。

貴族特権を振りかざせるのは、今回のような有事の際に、率先して町やそこに住む住民を守るためだよね?


そして、町を守るために残った貴族たちも、自分たちのお仲間がやらかした事の責任を感じ、財産の半分近くを今回のオークションで処分している。その中には、家族の責任を感じ、自ら奴隷となったメディアのような令息・令嬢も多数いる。また、逃げていった主人の帰りを待つために、屋敷の維持で残っていた使用人たちは、その責任を感じ全員が奴隷落ちになるのを承諾している。

全員が生涯奴隷として登録されている。

メディアのように、事前に冒険者や業商人たちに買われていった者もいるが、半数以上は今回のオークションまで残ってしまっている。


オークションの結果、僕たちの手元に1人あたり王金貨10枚、金貨換算で10,000枚の収益があった。ダンジョン攻略をしていない冒険者たちも、1人あたり金貨100枚~500枚ほどの売り上げがあったらしい。


さて、忘れてならないのが、僕たちは今、逆指名依頼で王都トラディマウントへ向けて、移動している最中だということだ。

今回の襲撃は、まったくのイレギュラーであり、予期していなかったことでもある。

で、そろそろ落ち着いてきているのでいいだろうと、パリスさんと相談し、明日の朝に出発することになった。

次の目的地は、『シロイハーム』と呼ばれている海に面している町だった。しかし、同乗者すべてが、王都トラディマウントまで乗車をするため、全員の意見を聞いた上で、王都まで最短距離を行くことになっている。人街魔境を突き進むため、途中停車は一切行わないことになっている。


「では出発します!!タマちゃん。王都まで最短距離で全速力でお願いね!!」

「にゃお~~~~~~~~ん!!!!」

全員の乗車を確認した僕は、タマちゃんに王都まで行くことを指示する。

その日の夕暮れ時、僕たち一行は、王都トラディマウントの城門をくぐることに成功した。


ユキヒデたちはというと・・・・。


「せっかく獲得した魔導馬車なんだ。ここは性能を兼ねて、ゆっくりと街道を進むつもりだ。」

とのことで、チューヘルムで別れました。また、いつか何処かで出会えるだろうし、『通信の指輪』で、どれだけ離れていても、お互い連絡を取ることだって可能だ。

そして。

万能地図作製オートマッピングには、天空の牙のメンバー(奴隷含む)とドラゴンヘッドのメンバー全員をマーキングしているので、マップに表示されている地図上ならば、何処にいようと何時でも会いに行く事だって可能だし、僕たちがいる場所に呼び出す事だって可能なのである。

この事について、全員に話すと、

「トモエちゃんって、『人外チート』を地で行く存在よね」

という、ありがたいお言葉をいただいてしまった。


種族や職業もひっくるめてすでに人間ではない僕にとっては、それは褒め言葉ですよ?

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