新年を迎えるための注意点
TRPGの箱空けが鬼畜な話を聞いてアレンジしてみました。
新年・・・恐ろしい子ッ!
新年は恐ろしいヤツだ。
用心に越したことはない。
皆、だまされている。
まず、新年を見つけてもうかつに近づいてはいけない。
新年に気を取られ、ふらふらと近づいてくるところを待ち構えられていたりすることがあるからだ。
油断は禁物である。
十分周囲を警戒して、異常がないことを確認したら、ある程度まで近づこう。
近づきすぎてはいけない。
新年のそばに罠が仕掛けられていることも多いし、新年そのものが罠だったりする。
遠くから石を投げるなどして衝撃を与えよう。
新年だけでなく、その周囲にも念入りに当てておくのを忘れずに。
もちろん十分離れ、できれば遮蔽物の陰からが望ましい。
決して近くによってはいけない。
衝撃を与えても問題なければ、次に長めの棒などでつついて元の位置から動かそう。
本来の位置からずらすとスイッチがはいることもあるからだ。
棒の長さに不安がある場合などは、先を輪にしたロープなどを引っ掛け、遠くから引っぱろう。
ずらしても問題がなければ、そのままゆっくりと安全な場所まで移動させよう。
元の場所の近くではいけない。何かが連動する可能性があるからだ。
さて、安全な場所まで新年を引き寄せたからといって安心してはいけない。
うかつに新年をあけると危険だ。
まず、離れたところから新年をゆっくりとひっくり返し、裏面にする。
難しいかもしれないが、慎重にやること。中身が割れ物だったり、液体だったりする可能性がある。
可能ならば液体窒素などで極限まで冷却するとなお安全だ。
新年の内部が液体ならば凍りつくし、電池などは冷却により起電力が低下し、動作しなくなるためだ。
ただし、メカニカルな機構を備えた新年の場合には、極低温でも動作する可能性がある。
まだまだ油断してはいけない。
さすがの新年といえど、底は強化していないことが多い。
たいていの新年は上面または側面からあけらることを想定しているからだ。
罠はたいていそちらにかけられている。
ひっくり返した新年に近づき、キリやノコなどを使って、上手に中身を傷つけないように底に穴を空けていこう。
中が小さいものである可能性もあるので、最初の穴は小さめでも十分だ。
たいていここまで慎重に行動すれば、無事に新年をあけることができたと思う。
おめでとう!