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コレは私(オレ)のHistory.  作者: ぬんどん
第2章 長い長い一日
9/23

弟参上!

実は弟いました。





バタン!




2階の自分の部屋に入り扉を閉める。

はぁ… とりあえずこの書類見とくか〜



なんて考えていたら…






「あ、兄者おかえりでござる!」





!?

あれ⁉︎なんでウチにいるんだ??





目の前にいた弟、信敬(のぶたか) に突然声を掛けられて驚きのあまり絶句する。

コイツ、確かバレー部の合宿でいなかったよな?今月で中3になって、大事な合宿って…




「あ、母上から連絡をいただいて帰ってきた所存にございます!」





さ、左様でござるか…

確かに身長177cm体重66kg 中学生にしては割と恵まれた体格、こいつのスポーツセンスには部活を1.2日休むくらいじゃ響かない。

なのに、どうしようもないくらい頭が悪い。


あと、何故か昔からオレについてくる。

かわいい弟だ。ブラコンじゃねぇぞ。




ってか、最初から女に変化したオレのことが分かったのは何故だ…







「ホントに女の子になっちゃったんだね〜。

しかも、伝説の美女だぁ!」


ガバッ!文字にするならそうなる。

…突然、抱きついてきやがった!!!





「あ〜。可愛いなぁ。いい匂いだなぁ。あ〜癒されるぅ〜〜」

スリスリ…



「ひぃぃ…!」

な、こ、ここいつ!オレの髪の毛に頬をスリスリしてきやがった!!キモイ!!




「あ〜。癒されるぅ〜」

ぼふっ。



冷静になったオレは、弟の腹に拳を入れる。




「…?どうした?」




き、効いてないだと!?

そんな馬鹿な!間違いなく急所に…




「あ、ごめん兄者。つい…」


あ、やっと離してくれた。怖かった〜。

元々オレより背が高いうえに、今のオレは女の子になって身長差は25cm程ある。

しかも、今の女のオレの拳をこいつの6つに割れた腹筋に攻撃しても結果は目に見えている。



「兄者」

弟の口調は昔からちょっとおかしい。

もう慣れたけどね。



「これから色々大変なことあると思うけど、俺も応援するから頑張ってね」




不覚にもドキッとした。

この弟・信敬は黙っていればかなりのイケメンなんだよ。

そんなやつにイキナリ真顔で心配されたら…


いやいや!オレ、男だし!

体は女だけども!弟にドキッとするなんて…





「う、うん…」




顔が熱くなって、弟の顔が見れないから下を向き、とりあえず返事をしておく。




「じゃあ、俺は今から合宿合流してくる!

いってきまーす!」


荷物を持って走って行く信敬を玄関まで見送ってやる。



「いってらっしゃーーい!」


大きな声で、大きい背中を見送る。





さあ、書類を読もう。



他の方の作品を見ると、もっと長文で

内容も濃くて、細かい描写があって…


自分には文才が無いから無理っす!


短めでなるべく毎日投稿、頑張ります!




あと、感想を頂ければとっても嬉しいです

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