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コレは私(オレ)のHistory.  作者: ぬんどん
第3章 備えあれば憂いなし
15/23

お買い物 Part.1




9時半になるまでに出かける準備を済ませたオレ達は、車で近くのショッピングモールに行くことになった。






車から降りて目的の店に向かうまでに、物凄い数の視線を感じて、思わずわんこの腕にしがみつく。

わんこは得意げな顔をして嬉しそうだ。


オレは今それどころじゃないんだ!

中の下顔のオレは人に見られることなんて

全く無かった。残念なくらいに。


でも、今この美少女の姿はものすごく視線を集めてしまう。

慣れない出来事にビビってしまい、このザマだ。男のくせに情けない。



はぁ…













靴のサイズが合わないことを出かける直前に気づいたので、まずは靴屋さんに行くことになっていた。






とりあえず、今の足のサイズを測ってもらうことに。

あ、女の店員さん。顔は綺麗なのに、オレを見てふにゃふにゃした顔をしてるから残念だ











「…21cmです」




ちっさ!!足めっちゃ縮んでる!

ってか、小学生並みのサイズじゃないか?




「まあ、足が小さい方が美人と言われますしね〜。うへへ」




店員さんの最後のうへへが気になるけど、気にしたら負けだと思って無視する。

それより、そんなサイズの靴あるのかな〜。



っと思いつつ、ランニングシューズを見に行こうとしたら…





ガシッ!






わんこにガッシリHoldされた。嫌な予感…












それからは大変だった。あっちからこっちから、女物の可愛らしい靴やらヒールやらブーツやらを大量に持ってこられてしまった。

店員とわんこの連携プレーの前に撃沈したオレは渋々、靴の試着をしていく。





最終的に5足も買うことになった。ヒールとローファーとブーツとスニーカー2足だ。


そんなに必要か…?





しかも、会計の時にさっきの店員さんに靴磨きや消臭スプレーをたくさん貰ったうえに、割引までしてもらった。

「私は店長なので大丈夫デス!いざとなったら、他の店員の給料減らしますからへへへ。

ありがとうございました!またお越しくださいませ〜!」


それは店員さんが可哀想だろう。

しかも、ぐへへとか役得!とか影で言ってて怖かった。もう二度と来るもんか。





とりあえず、早速買ったスニーカーに履き替えておく。





















靴を調達したオレたちは次に、高校の制服を買いに行くことになった。

ちなみに、今月から通う高校は“安土学園高校”だ。ちなみに、わんこも一緒だ。



私立の割には学費がそれほど高くいし、しかも我が家から歩いて通える環境にあるのだ。

学業・部活ともに優秀な成績を修めており、

校風は自由だが、全員がしっかりとした高校生活を送っている。


もちろん学力も中の下のオレは前期試験は落ちたが、家から近いという理由はどうしても外せないので気合で後期合格することができた。ギリギリな…


ちなみに優秀なわんこは、もう少し上を目指せたが、家からの距離と可愛いと評判の高い制服でこの高校にした。




…ってことは、オレはその可愛い制服を着なければならないのか…





安土学園ですが、滋賀県ではありません。

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