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第45話 捜査本部とオカルト係の捜査

 捜査本部では、女子高生の人間関係や当日の行動について調べられる。さらに学習塾からの帰宅経路と目撃者の捜査を進められる。

 富貴巡査が独身の刑事に声をかける。富貴巡査は刑事課の中でも人気があるので声をかけられた刑事は悪い気はしない。

 「捜査本部はどうですか。犯人は絞り込めましたか。」「捜査本部の話は、話してはいけないんだ。富貴ちゃんごめんね。」

 「私、気になるんです。少しだけならいいでしょ。」

富貴巡査は距離を縮めて訴えかける。刑事の顔に吐息がかかる。

 「仕方ないなー、ここだけの話だよ。犯人は皆目見当がついてないよ。今、女子高生の身の回りを捜査している所なんだ。」「ありがとうございます。優しい人は好きですよ。」

 「今度良かったら食事に行かないかい。」「私、急いでいますので、失礼します。」

富貴巡査は逃げるように去っていく。富貴巡査は野間係長に報告する。

 「指示通り、聞いてきました。」「教えてくれたでしょ。」

 「あんな、思わせぶりな態度は二度としませんよ。」「刑事課では、あなたと仲良くなりたい男性は多いから、これからもお願いね。」

 「私は嫌です。」「まあ、それは置いといて、報告をしてくれるかしら。」

 「はあ~、犯人の見当はついていません。今は、女子高生の身辺を調べているところです。」「そう、なら、私たちが先手を打てるわね。」

 「死神部長、私と女子高生の通夜に出るわよ。」「私は地域課ですよ。それに美浜です。」

 「第一発見の警察葬だから、ご両親と話して時間を稼いでね。」「野間係長は何をするのですか。

 「私は女子高生の霊から事情聴取するわ。」「霊と話を・・・バカげている。」

美浜部長が野間係長の言葉を否定すると富貴巡査が言う。

 「野間係長は本当に霊と話ができるわ。それに私も少しできるわ。」「そう言われても、信じられないな。」「死神部長、行くわよ。」

野間係長にとっては、目的を果たせるのなら美浜部長が信じようがどちらでもよかった。式場に着くと野間係長が両親に会う。

 「刑事課の野間と申します。」「すでに刑事さんには話をしていますし、家族葬なので警察の方の参列はお断りしましたが。」

 「こちらは、死神部長です。娘さんの第一発見者です。」「死神?死神ですか。」

 「私は美浜と申します。娘さんを発見したのは私です。」

野間係長は、美浜部長が両親と話している間に棺桶に近づく。


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