表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/53

第40話 野間係長、動く

 野間係長は本部から出て、ラリーのコースへ向かう。ゴールに近い直線コースの脇に立って、火車を待ち構える。野間係長には気配で火車が近づいてくることが分かる。

 そして、直線コースに出た火車を野間係長は睨みつける。すると車を引く鬼は金縛りにあったように動かなくなる。鬼が何とか首を動かして野間係長を見る。

 鬼は炎を吐こうとするが、野間係長は右手を強く握りしめると鬼と車は何か巨大なものに握りつぶされるようにぐしゃりとつぶれて灰になり消え去る。

 野間係長は無線で係員に連絡する。

 「火車は片づけた。各員は警戒に戻ってください。」「「「はい。」」」

半田部長は獲物をとられてと悔しがる。野間係長は開催者の本部に戻る。その後は無事にラリーは終了する。

 野間係長はスマホで署長に連絡を入れる。

 「ラリーは無事に終了しました。」「野間君、四台目の車は何が起こったのかね。」

 「火車が車を追いかけてぶつけてきたのです。」「火車?」

 「妖怪です。旧磯浦トンネルとは関係ありません。」「事前に退治できなかったのかね。」

 「すみません。気づいたのは車の後ろを走っている時でしたので・・・」「何のためのオカルト係かね。」

 「もちろん、最善の手をつくしました。事故を未然に防ぎ、火車は退治しましたがなにか・・・」「ああ、よくやってくれた。」

署長は野間係長の圧力に屈する。

 「それで、事故を防いだのは誰かね。」「奥田部長です。」

 「奥田だと。どうしてアレがそんな重要な仕事を任されているのだ。一歩間違えれば惨事になるぞ。」「分かっていますが、奥田部長のサイコキネシスが必要だったのです。」

 「そうか、電話を切るぞ。」

署長は胃薬を引き出しから出す。M警察署の署長になってから胃薬は必需品になっている。半田部長は野間係長に質問する。

 「どうやって、火車を退治したのですか。」「うごきをとめて、ぐしゃッとつぶしたのよ。」

半場部長は「化け物じみている」と思う。火車を簡単に退治するなど、野間係長の霊能力はけた外れに強かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ