表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/53

第37話 旧磯浦トンネルの除霊

 野間係長と成岩部長、富貴巡査は、旧磯浦トンネルの前に来ている。野間係長は富貴巡査に言う。

 「危ない霊はいるかしら。」「いません。浮遊霊が吹き溜まっているようですが、危険はないです。」

 「メタボ部長、用意はいい?」「私は成岩です。」

成岩部長は腹をプルンと揺らして抗議する。しかし、野間係長は無視する。成岩部長は「血糖値が上がる」と文句を言いながらトンネルに入って行く。

 憑依体質の成岩部長に霊が近づき、脂肪に変換されて吸収されていく。霊が脂肪に変換されるにつれて体が膨れ上がって行く。

 後ろを歩く富貴巡査が感心して言う。

 「成岩部長は、すごいですね。霊をどんどん吸着していますよ。」「褒めているつもりかね。私は脂肪が増えて血糖値が心配だよ。」

トンネルを出るころには、成岩部長の体は二回りは大きくなって膨れ上がっている。着ているカッターシャツがはちきれそうになって悲鳴を上げている。

 トンネルを出ると野間係長は護摩壇を作り、護摩焚きを始め、お経を唱える。すると脂肪が次々と成仏して成岩部長はやせて行き、元のメタボ体形に戻る。

 「やっと元に戻れた。これは体に悪いですよ。」「メタボ部長、まだ終わっていないわよ。富貴巡査、山にも霊の気配があるけど、どうかしら。」

 「はい、トンネルと同じで浮遊霊が多いです。」「メタボ部長出番よ。」「あー、はい。はい。」

成岩部長は嫌々指示に従う。野間係長たちは、それから半日かけてトンネルの周囲の山の除霊を行う。

 これで旧磯浦トンネルとその周囲から霊は一掃される。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ