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第15話 八森が池騒動1

 中学校の教室でうわさ話が広がる。八森が池(やつもりがいけ)に出るらしいぞ。何が出るんだ。幽霊に決まっているだろう。嘘だ、俺は信じないぞ。

 確認しに行こう。行くやつはいるか。俺は嫌だぞ。健司(けんじ)、お前は信じないのだから強制参加だ。

 こうして、5人の中学生が八森が池へ行くことになる。健司がみんなに聞く。

 「なぜ夜なんだ。昼に行けばいいだろ。」「それでは雰囲気が出ないだろ。」

5人は山の中の八森が池に向かっていく。そして、池に着く。健司はこんな所、暗いだけだからさっさと帰りたいと思う。

 (まさる)がみんなに言う。

 「1人で池の周りを回ろうぜ。」「いいなー、まずは健司からだな。」

 「なんで俺なんだよ。」「お前、怖いんだろ。」

 「怖いわけないよ。」「だったらやれよ。」

健司は仕方なく、池の周りを歩いて1周する。

 「じゃあ、帰るか。」「待てよ。お前たちもやれ。怖いのだろ。」

 「わかったよ。やればいいのだろ。」

勝が池の周りを歩き始める。すると柳の木のあたりで、もがき始める。みんなはふざけていると思って声をかける。

 「ふざけないで、さっさと周れ。」「助けてくれ。池に引っ張られるんだ。」

 「嘘をつくなよ。」「本当だ。助けて。」

勝は柳の木にしがみつくが何かに引っ張られるように柳の木が大きく揺れる。全員、勝の所へ走る。

 勝は柳の木から引きはがされそうになっている。健司が勝の腕をつかみ残りの3人が健司の体を支える。勝を引っ張る力は強く。

 健司たちは引きずられる。日向(ひなた)がいう。

 「健司、このままだと全員池の中だぞ。」「勝を見捨てるのか。」

 「一蓮托生だ。」「もういい、健司手を放せ。」「だめだ。あきらめないぞ。」

勝は自ら手を放す。そして、健司の手が滑って、勝は池の中に引き込まれる。日向が慌てて110番に電話する。

 健司たちは池を見て勝を探すが姿は見えない。警察と消防が駆けつけて、池の中の捜索が始まる。

 池のふちでは死神部長が仏様が上がることを待つ。健司たちは保護されて、M警察署に同行される。

 そして、警察官に事情を聴かれる。

 健司たちは

    幽霊を見に八森が池に行ったこと

    池の周りを1人で歩いていたら、勝が何かに引きずられて池に引き込まれたこと

を説明する。

 健司たちは同じことを何度も聴かれてうんざりする。

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