真実の愛と最も遠いかと思ったら最も近かったのはエロゲ
最近、16bitセンセーションというアニメが
やってます。どういう内容かというと2023年の美少女を
描くイラストレーターが1992年の美少女ゲーム会社に
タイムスリップする話。
このアニメを見た後のせいか、懐かしく思って感慨に
ふけっていると、そういえばエロゲって恋愛とは無縁な
凌辱(最近の漢字変換だとりょうじゅくが変換できねー)
やらライトなナンパな恋愛ばかりをイメージしていたのに、
遊んでみたら、今まで生きてきた娯楽作品の中で一番恋愛や
真実の愛のようなものに近づいていると感じた作品は、エロゲ
ばかりだった気がする。
例に出すと、ホワイトアルバム2やらホワイトアルバム。
天使のいない12月。
AIR。
以下は、ネタバレを含む可能性があります。
ホワイトアルバム2は、歴代エロゲの評価でトップ扱いでした。
今もそうなのかは知らない。一番好きな子とは結ばれず、2番目を
妥協して好きになったばかりに苦しむ事になる主人公の話。
天使のいない12月は、恋愛なんて知らないけど、とりあえずエッチは
したいから適当に遊んだら……、という色んなパターンで苦しむ事になる話。
AIRは、真実の愛というか親子愛だったり、血のつながらない家族だけど、
好きだから助けたい、幸せになってほしいというか、そういうのを描いた話。
遊んだ人の感受性の違いで、このへんをどう受け取るかは
色々違ってくるだろうけど、ふとそんな事を思いエッセイにしました。
2023.11.5追記
誤解を生む表現があったかもしれないので、ちょっとだけ
追記します。
上記エロゲの苦しみや悲しみは決して嫌なだけではなく、
味わってみたい苦しみでもあるというか、それが恋愛だったり
生きる意味だったり、誰かのために生きる事が自分のため人類の
ためだったりと気づかせるようなそんな話です。