表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/55

教え子(4)

 翌日、また4人で集まった。今日は魔物の少ない野原にいた。

「今日は3人で俺を倒してみろ」

人と戦う事もあるため、対人の戦いを学ばせる事が目的だった。ちなみに今回俺が使うのは炎のみにしていた。

「本気で戦っていいんですか?」

「それじゃないと練習にならないだろ」

そうして、訓練を始めた。花梨が後衛の2人を護るために俺との距離をとっていた。そして朱梨と恵里奈が容赦なく魔法を発動してくる。俺は炎で魔法を蹴散らし、花梨の剣を掴む。そして花梨から剣を取り、朱梨と恵里奈の至近距離まで移動する。恵里奈はその瞬間降参したが、朱梨は隠し持っていた警棒に腐蝕をまとわせ攻撃してきた。一撃食らったがすぐに炎で対応し降参させた。

「お疲れ様。どうだった?」

「歯が立たなかった…」

「まあ、仕方ないよ。対人戦は初めてだろうし」

「昭さんが強すぎるんです…」

「どうしたら私達は強くなれる?」

「まず、個人で戦えるぐらいの力を手に入れたらいいかもな。ということで個人訓練をするぞ!あと恵里奈は付与魔法を恵に教わってみたらどうだ?連携の幅が広くなるぞ」

それからは魔物を倒してレベル上げをして、訓練を終わらせた。

「昭さん。大丈夫でしたか?腐蝕で傷つけたとこ」

「あれはもう浄化したよ。というかあんな事も出来たのか?もう戦えるじゃん!」

「まだ百パーセントじゃないです」

それから一年程、戦争もなく訓練を続けていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ