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現実RPG~最強スキルの持ち主になりました~  作者: あお
対『七つの大罪』戦
30/55

新たな旅(2)

 しばらく歩いていると昭は、1人の少年を見つけた。

「なあ、この辺に集落とかってないか?」

後ろから話し掛けると、

「うわぁ!バケモノ!?俺に近づくなぁ!」

と叫びながら後ずさった。心外だったから、少し怒りながら言った。

「俺のどこがバケモノなんだ?」

「だってお前角生えてるじゃん!」

「角なんか生えてるわけ…」

確認するために頭に触るとそこにでっぱりがあり、言葉を失っていた。

(本当に角生えてるやん!?「鬼神」の影響か…)

「ごめんごめん。もう近づかないからどこに集落があるか教えてくれ」

「いや…もっと近寄ってくれ!」

頬を赤らめながら走って近寄ってきた。

(さっきまで俺のことを遠ざけてたのに…なんか変だ!!)

命の危険を感じ、平行世界へとっさに逃げた。そして、そこで事の原因を探し始めた。

(あの少年に俺以外が接触してる気配もなかった…つまりは俺のせいって事は、確定したな。俺があの少年に接触したのは会話か?いや、俺の息か!鬼の吐息には、誘惑が入ってるのか…って事は、あの3人が俺に好意を寄せてたように見えたのは、これのせいってこと!?なんかショック…出来るだけかっこよく見せてたのに…舞い上がった俺が馬鹿みたいじゃん!)

知りたくもなかった事が解ってしまい、ショックで30分も平行世界でしょぼくれてた。そして新たに中からの空気もをガードするガスマスクを手に入れなきゃいけない物リストにいれた。


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