表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/55

初めての複数人ダンジョン攻略(2)

 夜が明けると、結も元気になって起きてきた。挨拶を交わし、今日もダンジョン攻略を始めた。ボス部屋の扉を開けようとした瞬間結が話しかけてきた。

「最初に戦ってるのを見たときから気になってたんだけど、その長い髪邪魔じゃないの?」

確かに視界に入って邪魔だったが、切ってもすぐ再生したため諦めていた。

「邪魔だけど、それがどうした?」

「私いつも髪を縛るゴムを予備にもってるの!縛ってあげるよ」

こうして戦う準備が終わりボス部屋に入った。

 そこで待ち受けていたのは魔導師だった。あらゆる魔法を使い、俺達を近かせないようにしてきた。結を護るためには、結の近くにいなくてはならない。だが、ボスを倒すにはそいつに近くしかない。そう考えていると、俺の心を読んだみたいに結が

「私は、大丈夫!だって魔法を習ったもん!」

と言ってきた。その言葉を信じ魔導師に接近し、斬り倒す。放ってきた攻撃は刀で弾いたつもりだったが、一撃だけ見逃していた。しかも水の魔法。結は相殺仕切れず、足に切り傷を負っていた。俺は思わず

「大丈夫か!!」

と声をかけ、駆け寄った。そしてすぐさま鈴蘭を発動し、回復させた。

「大丈夫だよ。だって昭が助けてくれるもん。」

(大事に至らなくて良かった)俺は心の中でそう思い、結と一緒にダンジョンから出て集落に帰った。


これから二週間ほど投稿頻度が私情によって下がります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ