夜の始まり
戦いが始まった。恵には、味方全体の強化を頼み、もともとこの集落にいた人達と俺で魔物と戦う。これが犠牲者が少なくなる方法だろう。この集落を護るために俺達は、力を合わせ戦った。
いきなり苦闘を強いられていた。殺した魔物が何度か生き返るのである。平均で4回も生き返る。ただでさえ強くなった魔物たちに仲間たちは、ギリギリ勝てるのにそれを何回も繰り返さなければいけないとなると大変だ。味方も死にかけになりかけだった。俺は「全知全能」を使い対象方を編み出そうとする。
(夜にしかででこれないのなら、日の光が弱点なのかもしれない)
「昇華 向日葵!!」
俺は「向日葵」を発動し、日本刀に太陽の力を溜め魔物を切った。するとその魔物は灰になり、消滅した。これなら戦える!そう感じた俺は、周りにいる今にも倒れそうになるぐらい疲れている人達を避難させた。恵にも「独りで戦うなんて無謀だよ!」と言われたが、怪我人の治癒に集中してもらった。目の前には、弓や剣、盾など武器を持ち、相当高いレベルの魔物ばかりだ。なんなら魔法を二種類以上使うものもいる。(これは、大変そうだな)
そうして、1対約100の戦いが始まる。




