新たなる脅威 サラの覚醒
地下の自室のベッドで私は、ごろごろ転がっていた
ごろごろごろごろ~~~
そろそろ決心しないと!!
書物で見たあの風景を、この目で見に行くのよ!!
あの温泉や こんな温泉 そして あれな温泉!
さぁ! 秘境の温泉へ
私は外の世界へ旅立つのよ!!!・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
無理です! 怖いです!!!
・・・・・心細いです。
やっぱし旅立つのは やめにします!!!
だって、ひとりはさびしい。
友達がほしい。
そういえば・・・・英雄物語の最終エピソードあたりに こんなセリフがあったなぁ
=== わ・・わたし・・子供が欲しいです!! 結婚してください!! ===
念のため、R18ではありません!!
相手もいないし・・・・・・
でも・・・子供ぐらいなら作れる!
あれです。 あれを使うのです! あれあれ・・・
人工的に生命を生み出す、禁断の魔術!!! 人類製造計画
書物に書かれていたホムンクルス・すなわち人造人間製造のことです。
ゴーレムは、生き物じゃないからね・・・・
・・・・・・生命体のような感情をもってるように見えるけど AI回路ということになってますww
私はまず、ホムンクルス専用製造部屋を作る。
5m四方程度の普通の部屋なんですけどね!!
ホムンクルスに失敗して、何か危険な生物が発生したら部屋に閉じ込める機能が付いてます。
まずは、ホムンクルス製造は 大変難しく、
とりあえず、形から始めるといいらしいので 雰囲気づくりから始めてみた。
私はホムンクルス部屋にはいり準備を始める。
全身を隠せるほどの白いローブを着て、なにか怪しい秘密結社的なあれな姿に着替える。
暗い部屋に火のついたロウソクを床に並べて 不気味になにかそれっぽい祈りをささげる。
この雰囲気がいいのよね!!
ちなみに 白いローブやロウソクは ホムンクルスの魔術に全然関係ありません!!
怪しい儀式をやりますという気持ちの問題!!
さてさて、 いよいよやる気が出た所で、ここからが いよいよ本番!!
半径2mのシビラ円盤に魔法陣を描き、その上に
ドラゴンから取れた魔石と、人間一人分相当の魔物の皮や肉、
そして私の髪や爪を供える。
私は呪文を秘伝の書物を見ながら・・・
・・・・・・・これは大変そうだ!!
一時間もかかる長い呪文を慎重に唱える。
この秘伝の書物である ホムンクルス子づくり法というのは、
どうやら門外不出の書物らしく・・
・・・・そんな門外不出の書物が なぜここに!?
ミルヤはいったい!?
とにかくそんなことより、
集中力が必要だ。 失敗すると、初めからのやり直しです!
徐々に魔法陣が光輝いていく。
私の魔力もかなり吸い取られてしまった。
ドラゴン宝箱から取れた指環がないと、倒れているかもね!
魔力量が3倍になる指環は、ホムンクルス製造に大変重要なアイテムだと分かりました。
「ふ~~疲れた」
さすが ホムンクルス製造は手間がかかる。
シビラ円盤の魔法陣の上では、
魔物の肉や皮が、液体のようにとけて人型になっていく。
・・・・・・・血管や内臓が・・・以下略
・・・・・R15です
ちょっと私も見るのは・・・・気色悪い。
とりあえず! 明日になったら完成するので そのままにして寝ることにした。
私は自室に入って、疲れのせいか、すぐに夢の世界へと旅立ったのである。
魔法陣の周りには、ゴーレムを配置し、もしもの時のために備えている。
本当に危険生物が発生したら ホムンクルス専用部屋を閉じてしまう予定です。
予定外の怪物が生まれる可能性がありますからね。
予定では、私の髪と爪からの遺伝情報から私とそっくりの人間が生まれるはず・・・
---------------------------------------------------------
次の日、
魔法陣に私と同じぐらいの年齢の子が立っていた。
裸のまま、寝てるように目をつむっている。
猫耳!!
あれは魔物の肉を使った影響か。
肩まで垂れる髪が青いのは ドラゴンの肌色のせいか!!
他は人間のようだ。
顔も うんうん・・・私と似てるよね!!
「こんにちわぁ 生まれた気分はどう?」
猫耳少女は徐々に目をあける。
「ぼ、ぼくは・・・どうしてここに・・・」
「あ~ごめん! 服を着ましょうね」
私は タンスから かわいいワンピースを取り出した。
これは、かつて物資調達を命じたゴーレムが、町の住宅地に侵入し、
泥棒してきた盗品であるが・・・・
でも、私は盗品であることを 知らない!!!
「ぼ ぼく おとこですよ!」
私は猫耳少女の全身を見る。
「うん? いや女の子にしか見えなかったけど」
「ん・・・・え~~~」
猫耳少女は困った様子。
「えっと紹介します。わたしは・・・」
あれれ!? 私の名前ってなんだっけ・・・・??
子供のころ、なにか名前で呼ばれた記憶があったが・・・
・・・・ミルヤからはお嬢様としか呼ばれなかった。
あらら・・・私・・・自分の名前が分からない!
これは困った! 困った! ハッケヨイ困った!
し・・・仕方がない! 適当に名前をつけちゃいます!
「私は、ミ・・・」
「ミ・・・」 「ミレ・・・」
「ミレイユよ」
私は、このときからミレイユと名乗ることになる。
「あなたには名前はあるの?」
「うーん、たしか・・・カエサル。ユリウス・カエサル」
「え!!」
「僕はここで 生まれる前の記憶がすこしある・・・たしか
カエサル・・・いや 織田信長だっけ ・・・いや 明智光秀・・・
美少年だった気がするので森蘭丸 ・・・
いや なんかすごい英雄だった気も・・・ 豊臣家康、 武田謙信 ・・・違うなぁ なんだっけ、
ジンギス義経 、坂本隆盛 、・・・・なにか混ざった気がする」
このホムンクルスには、わずかながら前世の記憶があった。
普通、生まれ変わるときには、完全に前世の記憶が消去されるのだが、
自然界の理を外すホムンクルスは、不完全な魂を取り込んでしまい、
中途半端な前世記憶をもってしまったのであった。
「あらっ めずらしい名前ね こんなにいくつも名前があるの?? って男の子だったの?」
「いや、ちがう 思い出せない! 男の子だったような、いや! まてよ!
誰かと契約してから・・・魔法少年になって
ロボット兵器に乗って、 一発で頭が吹っ飛び・・・ 食べられ・・・」
「どこかの派出所の 宇宙が なにもかも懐かしい ・・・・」
「宇宙???」
「思い出せない・・・」
猫耳少女は、悲しい目をして頭を抱える。
「・・・・悲しい・・・思い出せない・・・」
「思いださなくてもいいのじゃないの!? 新しく生まれ変わったのだし・・」
私は笑顔で猫耳少女を抱きしめた。
「う・・・うん 」
猫耳少女も嬉しそうな顔して私の胸に埋もれた。
たしか、この子の前世は男の子って言ってなかったけ・・・・・・・
ごくり と息をのむ私。
大丈夫よね。 いずれ肉体にひきずられて、女の子になるはず・・・・・
猫耳少女は うれしそうに抱かれていた。
と、とりあえず・・・・
「名前はどうしましょ・・・・・」
「うん なにかいい名前をつけて・・・」
「そうね~、 どうしましょ~、 あなたはかわいいから、かわいい名前はないかな~ 」
「僕は、男の子だったようなきがするけど・・・」
猫耳少女は 自分の胸の膨らみあたりを見てみたりする。
「今は女の子よ」
「僕もついに 魔法少女・・・ 」
「名前が何がいいかな・・ 」
「・・・・サ!?」
「サ! さらちゃん! サラちゃんがいいね」
「サラ・・・・
・・・・ 猫耳魔法少女プリティー・サラ!! 」
猫耳少女は、思わず一回転しながら片手をあげて 謎の魔法少女登場の再現シーンをしてしまった。
「・・・・なにそれ?」
ミレイユは・・・・・唖然とした。
「なぜか、勝手に体が動いてしまうの・・・・・・・・・忘れてくれるとうれしい」
我にかえりすこし恥ずかしいサラ。
しばらく沈黙がつづく・・・・・
「・・・・サラちゃん これから よろしくね!!」
「ミレイユおねーさん、こちらこそ、よろしく!!」
「おねーちゃんか うふふふ」
私ことミレイユはすこし照れた。
「で、おねーちゃん、ここはどこ?」
「ここは、牢獄よ! 私はここから脱出するために、サラちゃんをつくったの!!」
「えっ! 僕がトンネルを掘って脱出口をつくるの!?」
前世の記憶で 収容所からトンネルを掘って脱出する映画を思い出したのである。
「違うよ! 掘らなくてもいいのよ! 脱出したあと一人で旅をするのが寂しいので・・・・
・・・・・サラちゃんをつくったの!!」
「さびしい・・・・・ 僕も・・・なにか心細い」
再び、ミレイユの胸に埋もれるサラであった。
・・・・・サラちゃん
ユリ展開は避けたいのだけど・・・・
「とりあえず・・・お腹すいたでしょ。一緒に何か食べましょう」
「わーい この世界の食べ物ってなんだろ~」
ミレイユはサラを私室に連れていき、調理ゴーレムにつくらせた料理を持ってこさせた。
さすがに一年も料理を作り続けてるため
この調理ゴーレムのスキルもかなり向上し、おいしい料理がつくれるようになっている。
サラは ゴーレムを見て驚き、ちょっと怖がったようだ。
「あれ なに?」
「ゴーレムよ。私の魔力で動いてるの!」
「ミレイユおねーさんは 魔法少女なんだ!! いいなぁ 僕も魔法少女になりたい!!!」
「サラちゃんは 魔法にこだわるのね!! 魔法が好き?」
「前世の記憶では 常勝の魔術師とか言われてたような。 だから魔法に執着するのかな!!」
「常勝の魔術師・・・・何か意味が違うような!! まぁ~、あとで魔法とか教えてあげるね!」
「わーーーーい 僕、がんばる!!」
それから サラはすごい勢いで料理を食べる。
生まれたばかりの影響なのかな!?
ぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱく
「おねーちゃんは食べないの?」
「サラちゃんが ものすごい勢いで食べるので 驚いたよ!!」
私は、サラと違い、ゆっくり食事をするのであった。
食後、コーヒーを飲みながらサラを眺める私。
サラは、あいかわらず食べ続けている。
とりあえず ここを脱出するには
簡単な魔法ぐらいはサラに覚えてもらわないと困るわね!!
本人も魔法に興味がありそうだし・・・・・
・・・・・・え~
うそ~
なんで~~
すごーーーーーーい
次の日から さっそくサラに魔法を教えることになったのだけど・・・
サラは・・・・・
・・・・・天才でした!!
ドラゴンの魔石を使ったホムンクルスだけあって、凄まじい魔力を持ってました。
ちなみに魔石とは、その生物の持つ魔力の貯蔵庫のようなものである。
その上、サラは魔法詠唱もすごくはやく、飲み込みも早い。
まさか・・・・私、負けてる!?
「僕、ほんとうに猫耳魔法少女プリティー・サラ!! になっちゃった」
「サラちゃん。 その名前、なにか恥ずかしいよ~」
サラには、前世の記憶のせいなのか、魔具作りに興味があった。
私はいろいろと 魔具作りの基本を教えると、またたくまにマスター!!
それどころか より複雑な魔具の制作を始めた!!
前世のマニアックな記憶のせいか、ものづくりに情熱を燃やすサラ。
しかし ミレイユには、サラが何を作ってるのかさっぱり分からなかった。
「これは、電子部品・・・えっとこちらの世界では魔具部品って名前でいいのかな!?
魔具を制作するための最低構成部品ですよ!」
やっぱし、よくわからないミレイユだった。
そして、サラは魔具制作に必要な素材を もっとほしがってくる。
「ミレイユおねーさん もっと素材がほしいよ~」
石英 雲母、角閃石、輝石 蛍石 、菫青石、藍晶石、金緑、石方、解石
金、銀、銅、鉛、亜鉛、マンガン、タングステン、モリブデン、ニッケル、コバルト
「これぐらい物資があると、魔法で加工できて 色々なものがつくれるのよ」
「なにそれ!? 私には分からないものばかり!?」
ミレイユにとっては 知らない物資の名前ばかりだった!!
作者にも分かりません!!
輸入を止めると国が傾くぐらいの戦略物資がずらり!!!
「とにかく よく分からないけど、ゴーレムの物資調達部隊に頼んでみるわぁ」
「ミレイユおねーさん!! お願いしまーす」
素材について、さっぱり分からないため、ゴーレムたちに丸投げするミレイユ。
ゴーレムお任せ作戦!!
----------------------------------------------
ミレイユとサラに見送られて、出発する物資調達部隊のゴーレムさんたちの顔が
微妙に苦笑してるのは気のせいだろうか!!
ゴーレムたちは心の中で叫ぶ。無理ゲーだと!
その後 この超難問の物資調達のため、物資調達部隊のゴーレムたちは、
ユスティネス公爵領だけではなく 他の領地、はては王都チャイアにまで、
手を広げ確保することになる。
しかも物資調達部隊である5体のゴーレムだけでは手が回らず、他のゴーレムたちの援助を借りて、
ゴーレム軍団略奪事件が起こったのであった。
鉱山の物資を狙ったゴーレム襲撃事件。
公都トウレクの貴金属店ゴーレム襲撃事件。
王都チャイア精鋭騎士隊を薙ぎ払い王宮宝物庫に突入した王宮突入事件。
山岳部で、数体のゴーレムが岩を、掘ってるだけ事件
そして、ユスティネス公爵の屋敷にある宝物庫をねらった事件が、
現在! 発生しているのです!!
物資調達部隊のゴーレムが、ユスティネス公爵の屋敷門で暴れている!
細かい打ち合わせが、めんどくさくなったのか、
ゴーレムたちは 適当に警備兵を、なぎ倒し表門から侵入、そのまま宝物庫まで、
隠れることなく堂々と進撃した。
進撃のゴーレム!!
「なんという大胆な!」
公爵家の屋敷に表門から襲撃とはなんと身の程・・・・・ではないよね!!
ゴーレムの恐ろしいほどの強さと凶悪さが噂として伝わっており、
すでに戦う前に警備兵の多くがすでに逃げ腰である。
しかしヴィジャナル王国において栄光あるユスティネス公爵は逃げるわけにはいかない!!
最終防衛決戦ラインとして宝物庫前で警備兵20名の先頭に立つのは
ユリティーナ姫と父親であるユスティネス公爵である。
もはや後には引けない!!
「父上は下がってください!」
「あ~ たのむ」
娘の後ろにかくれる父親とは・・・思うが
ユリティーナ姫の実力がそれだけあるということである。
この公爵領最高の・・
・・・・いやこの国で指折りの魔導士と言われたユリティーナ姫が
20mの間隔をおいてゴーレムたちと対峙する。
姫の周りに黒い瘴気が漂いだす!!
これは、恨みと執念がかさなり、魔力がパワーアップした証拠である。
彼女の怨念がやつらを叩きのめす!
ユリティーナ姫の得意技である多重詠唱で5つの火球弾を同時召喚、
一斉に5体のゴーレムに 轟音とともに火球弾が襲いかかる!!
ゴーレムたちは なんとか避けようとしたが、ホーミング火球弾から逃げきるのは無理であった。
次々と命中していき、強烈な炎と衝撃がゴーレムの構成する岩が崩れ、バラバラに崩壊してしまった
だが、彼らの体が崩壊する前に最後の力を振り絞り叫ぶ。
『 俺のくず石を越えていけ 』
『 我がゴーレム人生に ひとかけらの石なし 』
生き残ったリーダーゴーレムでもあるアドバンストゴーレムは、
散っていった仲間たちに涙??するのであった。
彼は誓う! 星になった仲間のために戦い抜くと!
燃え上がる闘志となったアドバンスゴーレムに火球弾などの攻撃は通用しない!!
( ゴーレムは生命体ではなくAIなので この表現はただの気の迷いです!! )
彼女は 残り一体のゴーレムを倒すべく、再び多重詠唱で5つの火球弾を召喚し
つぎつぎと放つが、まったくアドバンストゴーレムには効かない!
アドバンスゴーレムに対して、火球弾程度の攻撃など通用しないのだ!!
『 ふっ! 無理無理 』
苦虫をかむユリティーナ姫
笑っていられるのは今だけよ!
魔法攻撃は火球弾だけではない。
風圧弾で敵ゴーレムを吹き飛ばしてやる!
ユリティーナ姫は詠唱を始めようとしたとたん、敵のゴーレムになんらかの動きを認めた!
アドバンストゴーレムの右手が姫の方に向いて動き出していた。
『 ハンドロケット! 』
ゴーレムの右手の付け根から火が噴き出し、ゴーレム本体から分離 !!
ユリティーナ姫の腹をめがけて パンチをした右手が真っすぐと飛んできた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴゴコ~~~
「きゃゃゃゃゃゃゃぁぁ パンチだけはやめて~~」
以前にも腹に食らったゴーレムパンチの恐怖が蘇り、
足がすくんで動けない!!
そして、目前に迫る空飛ぶゴーレムの右パンチ。
ユリティーナ姫の悲鳴とともに 腹にパンチを食らい、
姫は地面を転がりながら、はるか遠くまで飛ばされたのであった。
「ユリティーナ!!!」
父親のユスティネス公爵は 娘の飛んでいったほうへ駆けていくと同時に
周りの警備兵も 散り散りとなって逃げていった。
地面にたたきつけられたユリティーナ姫は・・
「くっ くやしい」
の一言とともに吐血して気を失った。
「死ぬなぁあぁぁ」
ユスティネス公爵は ありったけの魔力を使いヒール魔法を娘にかけ続けた。
「ユリティーナ!!!」
そして 1体だけとなったアドバンストゴーレムは、目的の物資を宝物庫から奪取するのであった。
おもに 金、銀である。 ほかにレア鉱物も多少はありました。
------------実に極悪非道なゴーレムである------------
そして ゴーレムたちの血も汗もない結晶によって
サラは、大量の物資が手に入って大喜びだった。
「ゴーレムちゃん大好き」
はしゃぎまくるサラは、そのまま
サラ専用作業室に こもって、
謎の秘密道具をつくるのだった。
耳はあるけど、かわりに髪が青いので、あの猫のように・・・・
前世の記憶にある科学技術と魔術を組み合わせた画期的道具!
ぱんぱんぱんぱ~~~ん
サラが地声で効果音を出しながらミレイユに秘密道具のお披露目!!
時計、洗濯機、乾燥機、湯沸かし器、扇風機、食器洗い機、乾燥機、
ミキサー 懐中電灯 コンロ 電子レンジ 掃除機・・・
便利そうなのだが・・・
ほとんどの仕事をゴーレムにさせるため、
あまりミレイユにとっての恩恵がない
ゴーレムたちにとっては便利なため、なにやらゴーレムたちの顔が笑顔になってるのは気のせいか!?
いや ゴーレムたちがサラを胴上げしだした。
『 サラ様ばんざーーい 』
『 サラ様ばんざーーい 』
なんてことでしょう!
ゴーレムたちにとっては サラは救世主扱いにされている!!!
ゴーレムの過酷な労働を軽減する画期的な道具だったのである。
ついに サラはゴーレムにとっての神となった。
……ゴーレムたちがミレイユを見てる目が冷たい気がする。
「わ わたしの立場が・・・・・」
-------------------- To Be Continued \(・ω・\) ついに主人公の名前が決定した!