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無限の宝具と世界樹  作者: くるぶしバスター
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第1話

前作は考えていた設定が上手くいかないので破棄。

新シリーズ始めました。



俺は学生だ。名前は中村 悠。何の変哲もない普通科校に通う学生だ。

家庭環境に少し一般人と違う所があるが常識の範疇だろう。

違いと言っても大したものではない。母親が物心付いたら居なくて最近親が再婚したぐらいだ。

いや、再婚と言っても全然知らない人ではなくて父の学生時代からの知り合いのようで深く父を慕っていた。

それはもう恋何てもんじゃなくて崇拝に近い何かだ。



話が逸れたが‥‥‥‥いや逸れるような紹介なんてしてなかったな。

今何でこんな事を思い出していたかというと‥‥‥‥目の前にありえないことが起こっているからだ。



気がついたらこの真っ白な空間に居たんだ。

確か授業が終わって友達と一通り駄弁って友達が部活に行くからと自分も帰る事にしたんだ。

で、今に至る。



「どこだ?ここ」



全っ然心当たりがない。意味がわからなすぎてポカーンとするしかない。

うん。どうしようか?



「誰かいませんかーーっ‼︎」


「‥‥‥‥」


「誰かいm‥「居るよー」‥居たー⁉︎」



適当に叫んでたら何かいた。そこに居ることが当前の様に。



「やぁ。初めまして。中村悠君?ここに来た人は大体そんな反応なんだよね。

あ、自己紹介してなかったね。僕はアルメイサ。アルでいいよ。

いろいろと聞きたいことがあると思うけど、残念。「あの‥‥」君は暫くあの世界に帰れないんだ。

「え?」まぁ簡単に死なないようにいろいろと細工はするけどさ。‥‥で、何か言いたいみたいだけどどうかした?」



「え?‥‥あぁ。アルメイサさn「アルでいいよ♪」‥‥アルさんは何者なの?てかここどこ⁉︎」



「無理もないね。いきなりこんな所に来たらそりぁ動揺するさ。先程自己紹介したね。僕はアルメイサ。

こんな外見だけど‥‥神様だよ。」



「か、神ぃ⁉︎」


確か見た目は白髪で赤目。何か神々しい雰囲気があるけどそれを除けば中学生にしか見えないし、神といっても威厳のいの字も無い。

こいつからかってるのか?

あ、でもこの空間の事も知っているみたいだったし神と言われても信じる他ない。



「疑ってるね?残念。真実しか喋ってません。‥‥話戻すけど、帰れないって言ったよね?あれ本当なんだ。

君には一つ使命を与えます。そして使命が達成された時君はあの帰り道から、あの時間から再びスタートだ。」



「じゃぁアル。俺が帰れないってのはわかった。その使命とやらを達成したら帰れるんだよな?」



「あぁもちろんさ。でも使命は早々クリアできるものじゃないんだ。何年かかるかわからない。

だけど君にしか無理な相談なんだ。どうかな受けてみる気はないかい?」



「そんなこと言われてもな。俺はただの学生で大した取り柄もない。そんな奴にしか頼めない使命とやらは何なんだ?」



「まぁありがちかもしれないが‥‥世界を救って欲しい。」



何だこいつ。まさかのテンプレか?どこのラノベだ?



「ラノベなんかじゃないよ。割と‥いや真剣な話だ。そして君にすごく関係がある。」



こいつ‥‥考えてることがわかってる?あぁそういや神だったな。



「俺に関係がある?どうせ他所の世界の話だろ?何で俺に関係がある?」



「使命を受けたらいずれわかるよ。どう?受ける?」



何年もかかるんだろ?普通は無視するが‥‥俺に関係がある?何言ってんだ?俺は日本生まれの一般人だ。そんなわけ‥‥あるはずないが。受けるか?受けないか?

いや、受けなくて帰れる保証は無い。‥‥受けてやろうか。



「受けよう。その使命。」



「分かってくれたか。大丈夫だよ。少々物騒な世界だけどそうそう死なないように加護を付けるし君だけのとっておきの能力も与えよう。

他に何か要望はあるかい?」



「‥‥そうだな。仲間が欲しいかな。あとテンプレだけど鑑定能力が欲しいかな。」



「あ、そう来るか。元から付けようと思ってたけど、別にいいや。了解したよ。‥‥そして契約だ先程までの会話で相違ないね?」



「あぁ大丈夫だ。」



「いい返事だね。あと少しで君は新たな世界へ飛ぶ。そして使命を達成しないと戻れない。行ってくれるね?」



「行ってくるよ。」



「もう時間だよ。じゃぁ‥‥いってらっしゃい‼︎」



言い終わると同時に視界がホワイトアウトした。



「‥‥本っ当君は、親に似てるねぇ‥‥」



消えゆく視界の中呟きが聞こえ。親?父さんかな?何でだ?‥‥聞いときゃよかったな‥‥



あの有名なバンドの「Hel○o wo○d」を頭のなかで聞きながら意識を手放した。







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