↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/48

7

 エリスの住む家は、カステロ・サンタンジェロに近いアパート。

 高校からの友人で、観光会社に勤めるティナとルームシェアをしている。

 彼女は、エリスの正体を知る、数少ない一人。

 部屋に入ると、ダブルベッド上段で寝ていた彼女が起きた。

 「早いわね、エリス」

 「ゴメン、起こしちゃった?

  急に、出張が入ってね」

 「出張?どこに?」

 「日本」

 「スシ、フジヤマ、サムライの国ねぇ。

  前に言ってた“アヤ”って子が関わってるの?」

 「まあ、そんなとこね」

 荷造りしながら、答える。

 「ヤンに聞いたら、フライトは午前8時だそうよ。もっと早くに言ってほしいもんだわ」

 「はーっ、酷だねぇ。

  で、彼はこの事、知ってるの?」

 「ダイスケ?いいえ。

  第一、今回は仕事よ」

 「あんたは仕事しすぎ。

  ドラキュリーナの状態だからかもしれないけど、とりあえず、メールぐらいは送りなさいな。

  会う時間ぐらい、簡単に作れるわ」

 「そうね・・・フライト前に送るわ」

 エリスはティナに言われて思い出した。

 ダイスケは確か、関西の大学に通っている。

 「向こうは、もうすぐ昼ね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。