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ぐー

作者: かもす


若干の実体験アリ。

「ぐー」


静かな教室。授業中。

その音は突然鳴る。

場所は、俺の腹から。

しかしその音がなっても、なおも沈黙。

先生もまるで聞こえなかったかのように話をすすめている。


お前ら本当は聞こえてるんだろ。

耳を澄ませば聞こえてくる。

「おいおい、今の腹の音誰の?www」「結構音大きかったなww」

ほら、コソコソ話してないで俺に直接言ってくれよ。

本当はきづいてるくせに、お前らの視線は俺じゃないか。


まただ。

俺の腹がまた鳴りそうになる。

これだけは阻止しなければならない。

これが鳴ったら終わりだ、クラスは大爆笑。

俺は大恥をくらう。

なんてさ……さっきと言ってる事がまるで違うじゃないか。

いっそ俺に直接いえだの、そんなの所詮口だけ。

本当は言ってくれなくていい。

なのに、なのに…


「じゃあこの問題、関口」


「ぐー」


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― 新着の感想 ―
[良い点] 「ふふっ かわいい」 なんて、独りで笑っちゃいました 短いお話も、読んでいるときに楽しい物はいいですね [一言] 僕もよくお腹鳴って、一時期本当に悩んでたんです でも確かに、本当は…
2011/08/05 02:36 退会済み
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