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〜笑いたくないなら笑わなければ良い〜

僕,星翔也は学生芸人と呼ばれる事をしている。まず簡単に学生芸人について説明しよう。学生の本文は勉強だ!と言う教えに反して,面白い事を突き詰めて行く最高の仕事だ!まぁお金などほとんど貰うことはないのだが,殆どはマイナスなのだが,…だけど,嫌だと思うことはない。ちょっと待て,それは嘘だ。嫌なことは多々ある。本気で面白いと思ってやったことが白い目で見られたり,一回も見ずに学生なんておもんねぇわ勉強でもしとけ!とアンチされることもある。他の学生芸人がどう感じてるかどうかは知らないが,僕は特に気にしていない。これは僕がそう言う人を下に見ているとかではない。僕にはどんな時でも支えてくれる凄い不思議な彼女がいるのだ。学生芸人になろうと決めた時から青春を捨てる気でいた僕に彼女は不意に話しかけてくれた。忘れもしない,それは入学式の翌日の4月9日の2時限目の休み時間の事だった。静かにコソコソと授業中に引き続き良いネタを思いついたので書き続けていた僕は,隠すように彼女の話を聞いた。彼女の名前は奏名杏里そうなあんりと言うらしい。趣味はゲームと漫画・アニメと野球とライブとかに行ってお笑い芸人を見に行くことと言っていた。僕は多いなぁと思ったが,嫌われたくはないのであえて言わなかった。そして趣味を聞かれて,僕はすぐにでも彼女にお笑いの話を聞きたかったが,深入りされて,まだライブに出たこともない学生芸人と知られるのが嫌だったのでなんとなく野球は好きだよ。とカッコを付けるためなのか答えた。そしたら彼女は,お笑いは好きじゃないの?と聞いてきたので 嫌いと答えるのはおかしいし,僕は普通かなぁM-1とかは見る と本当は一回戦から劇場に見に行くほどなのだが大嘘をついた。悲しかったが,これしかないと当時は思っていた。その発言をした後に彼女が話に飽きたのかスケジュール帳を言葉を発せず僕に見せるように置いてきた。彼女のスケジュール帳にはお笑いライブに行く日がびっしりで埋まっていた。私バイトしてるんだよね〜と彼女は口ずさんだ。 僕はいつからバイトしてんだよ!と何も考えずにツッコんだら彼女は面白そうに今日の夕方が初バイトです!と返してきた。そこから時間も経たずに彼女はスケジュール帳を閉じて授業が始まると言って席に戻ったが,色んな女子に囲まれていた。それを何も考えずに見ていたら彼女はこっちに向いて微笑んできたのであえて,無視して前を向いた。本当はこんなことどうでもいい,僕は見てしまったのだ!4月19日の土曜日に僕は初ライブで小さなライブステージに出ようとしていた。見に行ったことはあるが観客は大体20人程だった。そこに彼女が来るのだ!終わっているサウナと言ったか(奏名を間違えて覚えている)青春を捨てる気はあったが,投げ捨てる気はない。

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