5話 出会い
mikanです。
よろしくお願いします。
そのプレイヤーは僕の近くにやってきた。
「すみませんが、教えてもらえませんでしょうか?」
そのことから始まった。
「いいですけど、僕はそんなに強くないですよ。」
彼女と話していた。
ただそれだけだったけど、なんとなく楽しめそうだった。彼女は、このゲームを初めてしばらくの初心者みたいだった。
この、ゲームのプレイヤー名でそのプレイヤーがどのくらいのタイミングなのかわかる。名前が短くて文字のみだったら初期勢ということは確定している。それに競争率が高いような名前とか特にだ。しかし、彼女は名前と数字を組み合わせていた。
だから、初心者だろう。レベルも公開して低いから。
僕は、特にやることもなかったのでプレイの仕方を教えてあげた。操作している、プラットフォームを聞いてそれの操作方法を教えた。
そして、適当なクエストを受けることを決めた。
クエストは、ランクが関係する。800を超えると受けることができるエリア最高難易度クエスト。これは、ソロプレイですべてクリアした。しかし、今の状況ではクリアできそうにない。
1からのクエストにした。これは、弱い敵を15体ほど倒すというだけの簡単なクエストだ。報酬はもちろん少ないけどあまりにも暇なときやると意外と楽しいクエストだ。
そして、クエストをクリアした。そして、次から次に操作方法を教えた。
暫くして、彼女は落ちると言った。
「また、明日同じくらいの時間で。」
チャットにその言葉が埋もれていた。僕は、暫く敵を狩った。そして、ゲーム内通貨を獲得する。獲得した通貨で装備を購入した。このような装備に関してはほんのわずかの初心者の期間しか使わないけど初心者の頃ではこれがあるだけで天と地の差がある。強化もしておいた。
レベルを上げて獲得したポイントを幸運値に振っているのでこの程度の強化だったら強化失敗でロストすることなんてないだろう。
準備を終わってリビングに向かう。そこで、姉は勉強をしていた。
いつも見ないノートが置かれていた。相当勉強をしているのだなと感心をする。僕も、基礎的な学力は必要だと思うから少しだけ勉強をしようと思う。
そして、虚無の学校が終わり家に戻る。
少しだけ学習をして、資料を取り出した。これは、ゲーム公式さんからいただいた貴重な資料だ。隠しアイテムから素材効率そして隠しステータスまでしっかりと書かれている資料だ。
これを持っているプレイヤーは4人しかいない。しかし、開発元で働いておけばもらえる可能性がある。
それを読んで、初心者に必要なことを確認した。
読んでいただきありがとうございました。
評価をしていただけたら嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。