表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いきなり人間が化け物になり始めたので、生き延びるためにあれこれ奮闘しようと思います  作者: よぎそーと
1章2節

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/47

41回目 生きる沼からあらわれたもの

 それは歪で巨大な人間の姿だった。

 全体的な形は人間のそれだ。

 しかし、その全身に様々な人の顔が浮かんでいる。

 それらも意識があるのか、目や口を動かしている。



 声も出してるらしく、周囲に音が広がっていく。

 だが、重なった声は一つ一つの判別が出来ない。

 雑音として巨大な人の周囲を取り巻いている。



 全身顔だらけの巨人。

 それがタクマ達の前にあらわれる。

 どうしてそんなものが出てきたのか。

 なんでこんなものが存在するのか。

 それは分からない。

 分からないが考えてるわけにもいかない。

 タクマ達の前にあらわれたそれは、躊躇無く襲いかかってくるのだから。



「避けろ!」

 叫ぶタクマ。

 巨人の正面にいたものがそれに反応して飛び散っていく。

 次の瞬間、巨人の足がその場を踏み抜いた。



 身長、おそらく20メートルにもなろうかという大きさだ。

 そんな巨人の足だ、人間一人くらいなら簡単に踏み潰せる。

 避けたから良いものの、食らっていたらひとたまりも無かっただろう。



 そんな巨人を解析していく。

 どんな奴なのか分からなければ何も出来ない。

 玉を使い、巨人を見つめる。

 とにかく何でもいいから、情報が必要だった。

 だが、分かったことで絶望感はより強くなる。





<< 顔面だらけの巨人 >>



基本霊力 1000


体力 1500

健康 1000

反射 1000

作成  500


直観 1500

思慮  500

共感  500

意思 1500



<< 顔面だらけの巨人 >>





 全てのおいて人間を圧倒している。

 文字通り桁が違う。

 今までの化け物とは比べものにならない。

 圧倒的な能力を誇っている。



「────逃げろ!」

 反射的に口からそんな言葉が飛び出した。

 そう叫ぶしかなかった。

 勝てるわけが無い。

 まともにやったら人間に勝ち目はない。

 そんな相手なのだ。



「逃げろ!

 とにかく逃げろ」

 そう叫んでいく。

 他の者達は多少狼狽えたが、黙って言うことに従っていく。

 タクマの様子から何かを察したのだろう。



 そうでなくても、目の前に巨人がいる。

 それを見れば一瞬で納得する。

 普通にやりあったら絶対に勝てないと。



 タクマと同様に巨人を調べた者もいて、それらの理解は更に早い。

「急げ!」

「ダメだ、こいつとやりあうな!」

 タクマの言いたいことを代わりに言ってくれる。

 それを聞いた者達は、一目散に逃げ出していく。



 ただ一人、タクマだけを残して。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おまえら、教えやがれ
  ↓
  ↓
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/479725667.html

『ピクシブのブースを使ってるので、その事を伝えておかねば』
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/477601321.html

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ