表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いきなり人間が化け物になり始めたので、生き延びるためにあれこれ奮闘しようと思います  作者: よぎそーと
1章1節 選ばれても導かれてもいない、ただ逃げて集まっただけの者達

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/47

20回目 手間をかけずに一気に倒す、そして玉を配る

 すぐ近くの住宅地は化け物だらけだった。

 会社周辺とは比べものにならない。

「こんなにいるのかよ……」

 おもわずぼやきが口から漏れる。

 密集するように揃ってるのだから無理もない。



 そんな化け物達の手前で車を止める。

 一匹ならひき殺しても良いのだが。

 数が多すぎてそれも無理だった。

 最初の一匹はともかく、その次の瞬間に化け物に囲まれる。



「降りるぞ」

 停車して外に出たタクマは、そのまま化け物へと向かっていく。

 他の者も続いていく。

「長引かせるのもまずい。

 能力を一気に強化して片付けよう」

 そう言ってタクマは、自分の能力を一気にあげた。



 地面を蹴る。

 普通に走り出したつもりだった。

 それが、とんでもない跳躍になった。

 強化された体は、一足で数メートルの跳躍を可能とした。



 100メートル10秒を切る…………そんな生やさしいものではない。

 その3倍以上の速度が出ている。

 化け物との距離を瞬時に縮める。

 その突進力のままに、手にした鉈を振り下ろす。

 人より強靱な化け物でも、さすがに耐えられない。



 凄まじい速さで動いていく。

 まともな人間では動きをとらえられない。

 それは動いてるタクマも同じだ。

 人間の頭では凄まじい動きにおいつかない。

(まずいな)

 そう思ってすぐに対応していく。

 体だけでなく、頭や精神的な部分も強化する。



 効果はすぐに出た。

 周りの動きが遅く感じるようになった。

 化け物の動きも簡単に把握できる。





<< 御津来タクマ >>



基本霊力 35


体力 35 +100

健康 35 +100

反射 35 +100

作成 35 +100


直観 35 +100

思慮 35 +100

共感 35 +100

意思 35 +100



<< 御津来タクマ >>





 これだけの能力強化、玉の消費も激しい。

 だが、それだけの成果は出ている。

 一撃で化け物を倒し、すぐ次のに向かっていける。

 時間を短縮出来る。



 数多くの化け物を瞬殺していける。

 多数を相手にするなら、その方が効率的だった。

 それに、長期戦を仕掛けるわけにもいかない。

 出来れば日が昇ってるうちにある程度片付けたい。

 暗くなって行動が制限される前に。



「遠慮しないで玉を使っていけ。

 でないと、終わらないぞ」

 そう言ってタクマは次々に化け物を倒していく。

 他の者達もそれに従い、次々に玉の力を最大限に使っていく。



 玉の消耗は激しい。

 込められていた霊気が次々に消えていく。

 だが、それを上回るだけの玉がすぐに手に入る。

 化け物を倒して手に入れる事で。



 自転車操業ではある。

 動いてないと倒れてしまう。

 だから、動きを止めるわけにはいかない。

 しかし、今はこのやり方が最適解のようだった。



「終わったぞ」

「こっちも」

「片付いた」

「周りにはもういないみたい。

 探知に引っかかる奴は」

 事が終わるのにさほど時間はかからなかった。



 どれだけいたのか分からないが、化け物はかなりいたはずだ。

 それを一気に消す事ができた。

 手にいれた玉もかなりのものになる。

「あとはこれだな」

 手にした玉を見ながら、タクマは周りを探知していった。



 探すのは化け物ではない。

 生き残ってる者。

 それがいないか探っていく。

 幸いにも、家の中などにいる者達を発見した。

 思ったよりも多い。



 そちらに向かっていき、中にいる者達に語りかける。

 呼び鈴を押すのではなく、相手の頭の中に直接。

 玉の力を使っての事だ。

 共感で相手の心に近づき。

 意思で相手の中に伝えていく。



『聞こえてますよね?』

 呼びかけたのは、手近の家にいた家族。

 その全員に語りかける。

 相手はかなり驚いている。



『俺たちはもう行くから。

 これからは、これを使って自分を守ってくれ』

 そう言って玉を郵便受けの中に入れていった。

 全部で4つ。

 家族の数の分だけ。

『他にも何人かに渡しておくので。

 このあたりは自分で守ってくれ』

 そう言って次の家に向かっていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おまえら、教えやがれ
  ↓
  ↓
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/479725667.html

『ピクシブのブースを使ってるので、その事を伝えておかねば』
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/477601321.html

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ