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いきなり人間が化け物になり始めたので、生き延びるためにあれこれ奮闘しようと思います  作者: よぎそーと
1章1節 選ばれても導かれてもいない、ただ逃げて集まっただけの者達

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19回目 化け物退治へいざいかん

「それじゃ、行こう」

 トモルとカヲル、登和に声をかけて外に出る。

「車は適当なのを拾っていこう。

 鍵はささってるだろうから」

「窓とかが壊れてますけどね」

 登和が肩をすくめる。

「走るだけマシと思って諦めれてくれ。

 俺が運転してるのだって似たようなもんなんだから」



 そんな事を言いながら、適当な車に乗り込んでいく。

 運転が出来る登和にもう一台動かしてもらう事にして。

 また、トモルとカヲルはそれぞれに同乗する。

 いつでも電話で外と話せるように。



 何かあれば会社にいるサヨと話せるようにしておいた。

 連絡を入れる事で状況を知らせる事が出来る。

 また、情報は一カ所に集めておいた方が都合が良い。

 下手に分散すると、欠落が発生してしまう。

 それを避ける必要もあった。



「それじゃ行こうか」

 玉の力で広範囲を探知していく。

 まずは手近な所から。

 近隣の安全を確保するために、近くの化け物を倒していく。

「……いないようで結構いるな」

 住宅地に比べれば少ない。

 それでも確かに化け物は存在した。



 近くといっても百メートル単位で離れてる。

 そんなところまで足で向かうのも手間だ。

 車を使った方が早い。



 玉を使えば能力も底上げ出来る。

 走っても車に遜色はないだろう。

 だが、よほど急ぐのでもない限り、そんな事に力を使うのももったいない。

 玉に籠もってる霊気は使えば消える。

 下手な使い方は出来なかった。



「まずは最初の化け物。

 それを倒そう。

 玉を取る」

 手近なところから。

 倒しやすいところから。

 それで戦闘力を確保していく。

 そうしながらこの近辺を攻略していく。



 化け物退治はそのものは、それほど手間でもなかった。

 能力強化が出来れば、簡単に倒す事が出来る。

 その為、車で目的地に到着するのとほぼ同時に制圧が出来た。

 到着したとたんに、トモルやカヲルが飛び出すのだ。

 一匹二匹くらいしかいない化け物はすぐに倒れる。

 ほぼ一撃で。



「終わりました」

 倒して玉を回収するとすぐに戻ってくる。

 そんな二人をのせて、タクマと登和は次の場所へと進んでいく。

 そんな事を繰り返してるうちに、化け物のほとんどが消えた。



「会社の周りの反応はもう無いな」

「粗方片付けたんですかね」

「だと思う」

 電話ごしにタクマは登和としゃべる。

「そろそろ住宅地に向かおう。

 そっちの方が心配だ」



 当初の目的でもある、化け物退治。

 それに本格的に乗り出していく。

「登和、まずは隣駅の住宅地の方にいく。

 ついてきてくれ」

「分かりました」

 スピーカー状態の電話から登和の声が届く。



「それと、一ついいですか」

「なんだ?」

「俺も登和じゃなくて名前で呼びません?」

「…………アスマでいいのか?」

「ええ、それで」

 状況にそぐわない暢気な提案。

 それをタクマは無表情で受け入れた。


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おまえら、教えやがれ
  ↓
  ↓
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/479725667.html

『ピクシブのブースを使ってるので、その事を伝えておかねば』
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/477601321.html

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