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初夏

作者: 雪

夏の雨の匂いが好き 土埃と水の匂い

郷愁を誘われる

何処か遠い場所への ノスタルジア

いつかの自分の 古い記憶

魂に刻まれた 誰か違う自分の

そんなことを思いながら

雨上がりの路地を行く


水たまりに映る空 白い雲と蒼穹

電線と電柱と

逆さまの世界 引き込まれそうになる

いつか見た景色 小さい頃の記憶

水溜まりに入りたくなる 子供みたいな自分

そんなことを思いながら

雨上がりの路地を行く


胸いっぱいに匂いを吸い込んで

きっとこれからもっと暑くなる

そっとひとり 雨上がりの路地を行く


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― 新着の感想 ―
[一言] 綺麗な詩ですね。可愛らしい中に少し懐かしく切ない雰囲気が表現されててとても好きです^^
2016/12/08 00:11 退会済み
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