思ったこと9つ目
思ったこと9つ目。
先に言っておくと、小説家になろうにおいて、僕はテンプレ派でもアンチテンプレ派でもないつもりです。なんと言われようと気持ちではそうです。そこを頭の隅に置いた上で続きをご覧ください。(心配性なので、先に釘を打っておきました(笑)。)
思ったことというのは毎度お馴染み、『なろうテンプレ作品』についてです。ただ今回はそれ自体がどうこうという話ではありません。
最近、いろいろな作者さんの『なろうエッセイ』を読みました。テンプレがどうして人気なのか、冷静に分析している方が多くてビックリしました。
でもなんだかんだ言って、
「結局『チート』、『転生』その辺のキーワードを使えば楽勝でしょ?」
と、思った人も多いんじゃないでしょうか?今のは極端な言い方でしたが、それに似たようなこと、考えませんでしたか?
そしたら、風呂でふと思いました。
実際、自分がそのテーマで書いた時、ある程度でも人気を集められるのか。
そう思った時、ゴクリ、となりました。いや、本当に。
確かに『チート』、『転生』は人気のテーマです。ランキング上位がそれでほとんど埋まっていることを見ても、明らかです。しかし、それはある意味、狭き門を意味してるんじゃないかと思うんです。人気が出る可能性も高いが、そもそも見つけてもらえるのか、そこからのスタートだと思います。なにせ作品数も凄まじいですから。
それに比べ、ジャンルを変えてみたらどうでしょう?『転生』のジャンルは、大抵『ファンタジー』です。総作品数からファンタジー作品を抜いたら、一体何割残るのでしょうか……。(ここで言うのは作者が自分で設定したジャンルではなくて、中身の話ですよ?なぜかと言いますと、SFのジャンルに大量の『〜オンライン』を見つけてしまったからです。あれは明らかに『ファンタジー』じゃないか?とツッコミたくなりました。)
つまり、作品数が減れば、その分目にとまる可能性も高くなる、ということです。
まあ『なろう』はそもそも、その『目』自体の数も偏っていますから、この考えは通用しないとも言えますね。
話を戻しましょう。
はっきり言って、僕が『チート』で書こうが『転生』で書こうが、人気は出ないと思います。一定数の人は読んでくれるかもしれませんが、ポイントが伸びることはないでしょう。
それはなぜか?単純明快、文章力がないからです。
細かな違いはあれど『チート』であり、『転生』であることは他の作品と変わりありません。つまり、いつでも変えが効く。そんな状況で人気を取り続ける文章なんて、僕には書ける気がしません。
……話がグダグダになってきたので、そろそろまとめちゃいましょう。このままだと自分の愚痴をぶちまけるだけの文章になりかねません(笑)。
『チート』や『転生』も、書くのは大変。人気を取るのは大変なんじゃないかと、そう考えます。
また、そのジャンルから外れているからといって、人気がないことの言い訳にするのはどうかなと思います。
確かにある意味では仕方のないことですが、仕方ないで済ませてしまったら、あらゆる意味でもったいない!
またまた長文失礼いたしました。意外と日常生活で思うことって多いですね。
それでは。