学校
あれから一通り説明をしてもらった。
ファルコンたちは国の重役達の護衛の仕事をしている。今は総理大臣の護衛の仕事があり二人一組で交代で護衛をしている。
翌日―――
マンションから30分のところにある私立高校に雪と風牙と雷牙は通うことになった。
サジは病院で働いていて急遽仕事が入ったため3人で校長に挨拶してから担任になる谷川先生と教室に向かった。
「急遽この学校に新しい生徒がくるみんな仲良くしてくれ」
教卓に立ち一通り説明すると生徒達はざわつき始めた。
「紹介する入ってくれ」
その言葉で雪たちは教室に入った。
右から順に挨拶してくれといわれ雪から挨拶をする。
「ユキ・ホーエンハイト」
「風牙・ホーエンハイト」
「雷牙・ホーエンハイト」
「他にないのかよ・・・」
谷川先生は名前だけの紹介にあきれてため息をついた。
「まぁいいや、そこ後ろの3つあいてる席に座ってくれ」
指示されたところに雪を真ん中にし右に風牙左に雷牙がすわった。すると前の席に座っている男子生徒が話しかけてきた。
「俺、安藤雄治よろしくな」
ニコッとわらって自己紹介をする。
風牙と雷牙は興味なさそうにすわってる。
雪はコクッとうなずいた。
ホームルームが終わって谷川が出て行くと生徒は必然的に集まってくる。
質問攻めにあいながら風牙と雷牙は無視してパソコンを鞄から取り出ししはじめた。
「ホーエンハイトさん学校の中案内するからいこ」
一人の女子生徒が話しかけてきて雪をつれて教室をでた。
「ホーエンハイトさんはどこから来たの?」
その質問には何か質問されたときのために答えは準備してあった。
「ベトナム・・・。ユキでいい・・・」
「じゃあユキちゃんね」
その女子生徒はにこりと笑ってこういった。
「私はかおりでいいよ」
学校が小さいため運動場がなく音楽室もない、案内は10分で終わり教室に帰ると授業の始まりのチャイムがなった。
「じゃあまたあとでね」
そういいのこして自分の席に戻っていった。
昼休みになって弁当を食べるため机の上を片付けていると廊下のほうがさわがしくなってきた。
そこに紫と赤紫のストライプ模様のローブみたいな服を着た背の高い女性が現れた。チェシャだ。
「いたいた」
そういうと教室に入ってきてユキの前にお節が入ってたようなおおきなはこをおいた。
「お前なにしにきたんだよ」
「あんた達がお弁当忘れていくからでしょ」
そういうと近くの椅子に座りニコニコしている。
「さっさとかえれよ」
「いいじゃん私もたべるし」
そういうと箱を包んでいた布を開いていく。
箱をひらいていざ食べようとしたところに携帯の着信音が鳴った。
「あ、わたしのだ」
少しの間やり取りしていたがすぐに携帯を切、ポケットにしまった。
「キツネちゃんが怒ってるみたいだからかえるね~♪」
そういって陽気に帰っていった。
「さっきの人お姉さん?」
そう聞いてきたのは校内を案内してくれたかおるだった。
それにはユキがコクンとうなずいて答えた。
「きれいな人だね、いいなぁ~私もあんな優しそうなお姉さんほし~」
他の女子生徒もかおると同じようにうらやましがっていた。
学校が終わって帰る用意したあと荷物をもって教室を出ようとするとかおると同じクラスの女子生徒が集まって話しかけてきた。
「今日この後暇?」
雪は首をかしげたあと風牙達を見た。
「何か用?」
雷牙が女子生徒に聞いた。
「この後一緒にゲーセン行かない?」
「なんで?」
風牙が質問する。
「親睦をふかめようとおもって一緒にあそぼ」
「ふ~ん・・・。雪は行きたいのか」
しばらく考え込んだ後コクンと頷いた。
「じゃきまりね」
そういうとクラスの大半が一緒に行くことになった。




