ネタバレありのあとがきです
活動報告に加筆修正したものです
無事に「終末以降のアリス」完結しました。
読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m。
(何カ所か修正したい場所があるので、ちょこちょこ加筆修正すると思いますが、物語の大筋に変更はありません)
この作品のあらすじに書いていたように、「ガンガンオンラインテキストネーム限定漫画原作者オーディション」に投稿した作品(全体のあらすじと漫画原稿用1~3話分のあらすじ)を元に小説化したものでした。
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(これは落選しました。現在はアルファポリス様のキャラ文芸に小説のかたちで投稿中です)
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(これも落選したので別の賞に投稿しています)
せっかくなので、「ガンガン~」に投稿したあらすじを載せときますが、読まなくても大丈夫です。
(投稿したあらすじと実際に書いた小説とはキャラや構成や設定が微妙に変わっています)
~ここからネタバレ~
----マンガ原作で投稿した全体のあらすじ-ここから----
ブラック企業で働く平凡な一郎(26歳)は、体を壊して自宅療養中。
お嬢様な雰囲気の少女が一郎の亡くなった祖父をたずねてくる。祖父と少女の接点を不思議に思っていると、少女から有名なMMORPG「SOUVENIR」の「紅葉の謎」を知っているか聞かれる。
スーベニアは現実世界各国の名所が模してあり、名所に謎が隠されている。どの謎もすぐに解かれていく中で「紅葉の謎」だけはまだ誰にも解かれていなかった。
一郎の幼馴染みでスーベニアマニアの朔哉(男)に協力してもらい、モデルとなった土地で「紅葉の謎」を解くと、少女は「金の鍵」を手に入れる。
少女はお礼として海岸でバーベキューを提供。スーベニア料理を模した食材が面白くて朔哉が写真をアップすると聖地再現巡礼者として有名になり、スーベニア愛好家達と旅行するようになる。
一郎は少女に、祖父とはどこで知り合ったかたずねると、病院で一緒だったと教えてくれる。
祖父は終末医療を受けていた。一郎は少女が誰かの見舞客だったと思っていたが、少女自身が病気で施設で死ぬはずだったと言う。
ところが画期的な治療法が見つかって、少女は長生きできるようになった。施設から出て普通の世界で生きることが少女には怖かった。だからこの世界での最初の行動を仲間である祖父に会うことにした、と。
施設で一緒に暮らしていた人々は、少女の門出に贈り物をくれた。外でも着られる服を、靴を、薬の影響で抜けた髪のかわりのカツラを、「物語のアリスになったと思ったらいいのよ」という言葉を。
スーベニアは元々、有名家電会社の社長が、体を壊した夫人が自宅にいながら思い出の地を巡れるようにと開発されたものだった。夫人から少女の話を聞いた社長は、謎のひとつを少女のために使うのを快諾した。
旅行者になってからの朔哉はスーベニアから離れていた。その頃「紅葉の謎」は修正できないバグなんだと噂されていた。そういえばゲームでは「紅葉の謎」を解いてないな、と久しぶりにスーベニアに行き、現実と同じようにして謎を解くと「金の鍵」と謎のメッセージが出てきた。謎には続きがあった、と朔哉は一郎と少女と協力して謎を解く。
三人は新しい聖地で見つけた新しい宝箱を金の鍵を使って開けると、施設の皆からの寄せ書きが入っていた。
『ここまでたどりつけたのなら、もう一人じゃないね。わたしたちは紅葉の未来をずっと見守っています』の文に少女紅葉は号泣する。
----マンガ原作で投稿した全体のあらすじ-ここまで----
----マンガ原作で投稿した1~3話のあらすじ-ここから----
1話
ブラック企業で働く平凡な一郎(26歳)は、体を壊して自宅療養中。
アンティークな服を着た一昔前のお嬢様のような少女が一郎の亡くなった祖父をたずねてくる。祖父と少女の接点はなんだと不思議に思いながらも、体調を崩した少女を駅まで車で送る途中、少女からMMORPGの「紅葉の謎」を知っているか聞かれ、自分は知らないが友達がマニアだと答えると、紹介してほしいと頼まれる。
MMORPG、SOUVENIRは戦いや生産もできるが随所に世界各国の名所が再現されていて旅行気分になれる。名所には名所にちなんだ「謎」があり、アップデートのたびに謎が増えユーザーに解かれていく中「紅葉の謎」だけはまだ解けていなかった。
2話
一郎の幼馴染み朔哉は、スーベニアにハマった引きこもりデブ男。
現実よりスーベニアなスーベニアマニアの朔哉は、少女の知りたかった「紅葉の謎」の元となった場所もすでに突き止めていた。少女が朔哉に聖地に連れて行って欲しいと頼むと、ネットに繋がっていられるのならどこへでも案内すると返す。
少女は一郎の車にネット環境を整え、朔哉と三人で紅葉の山に向かうが、車内でも朔哉は会話に参加せず、一郎と少女が話す後ろでずっとスーベニアを動かしている。
ここからは歩きだと二人は降りるが、朔哉はネットに繋がれる車内に残る。しぶしぶトイレに外に出ると、五感に響く360度の紅葉の美しさに圧倒されていると、二人が助けを求めてくる。
3話
スーベニア開発には有名家電会社の社長も携わっていて、美しいゲーム画面が家電CMでも使われている。スーベニアの名所は社長夫人と出かけた思い出の地だと知る朔哉と、少女の雑学で謎を解き、スーベニアでは何度も訪れた「紅葉の謎」の聖地を見つける。落ち葉に埋もれた小さな宝箱の中には「新たな扉が開きますように」というメッセージと「金の鍵」が入っていた。
少女は謎を解いてくれたお礼として、一郎と朔哉に海岸でのバーベキューを提供する。寒かったが楽しかったのと、スーベニア料理を模した様子が面白くて、朔哉が写真をネットに上げると大ウケし、朔哉は聖地再現巡礼者として有名になり、スーベニア愛好家達と旅行するようになる。
----マンガ原作で投稿した1~3話のあらすじ-ここまで----
自分で書いといてなんですが、あらすじだと本当に面白くなさそうなんですよね><。そりゃ落ちるわ。
あらすじだけだとうまく伝えられない、このままじゃ嫌だなーと思って小説化したのでした。
(小説に書いたキャラとあらすじで微妙にキャラが違うのは、書いているうちに耐えられなくなったからでした。最初のキャラ設定が酷すぎる)
そんな経緯で、「これはネーム」と思って書けたからか、普通に小説を書くよりもかなりザックリ書けて良かったです。
あと、魅力的なあらすじを書けるように、他の方のあらすじをもっとちゃんと読もうと思いました。
「読みたーい!」って感じるあらすじを書きたいです。
~ここからどうでもいい話~
物語自体は、数年前の秋、大型スーパーに車で向かう途中、紅葉並木がきれいな道で降ってきたものでした。
信号待ちの間に、360°のシーンを必死に手帳に書いたのですが、その手帳が見当たらない(苦笑)。
もっとうまい言い回しで書けていたような気がするのですが、見つかったらいいなぁ(遠い目)。
(最初は2つ目の謎まで降ってきていたので、最初はアリスの合間に2つ目の小さい謎を解いてもう一度アリスに戻ってアリスの謎が解決する予定でした。今はアリスでまとめて良かったと思っています)
この最初に浮かんだ時の設定が、ヒロシはブラック企業を体を壊して家で療養中、朔哉はネットに繋がっていないと耐えられない廃人ゲーマーでした。病みすぎ。
(この時点では、探偵役はヒロシ1人で、依頼人と朔哉はゲストキャラな気持ちでした)
でも、書いてるうちに、いやいや推理モノってバディ物だよね?と今のかたちに。
(好きで読んでたミステリ、有栖川有栖の助教授シリーズにしても、島田荘司の御手洗潔シリーズにしても、京極夏彦の京極堂シリーズにしても、ドラマのシャーロックにしても、相棒にしても、どれもバディ物なんですよ。いいですよねバディ物!)
ヒロシと朔哉とアリスにすっかり愛着がわいたので、謎ネタが思い浮かんだら、また3人の活躍を書きたいです。
~ここから蛇足的な話~
アリスが話していた思い出話は、たまたまお話を聞く機会があった高齢者の方々の実話です。
できれば、子供世代、親世代、高齢者世代、と全然違う3世代で交流する機会がもっとあればいいのにと思います。自分が生きてる世界はなんて狭いんだろうと感じるので。
あと、じゃあ病気が治らないなら生きる価値がないのかとか、世の中そんなに優しくないだろとか、たとえまわりがどんだけ苦労してようが今の自分のしんどさは軽減されないんだけどとか。
思うところはまだまだあるので、それはそれで別の作品にできたらいいなぁと思います。
最近やっと、自分が小説を書くのは、「読者を楽しませるため」じゃなくて、「自分の考えをどれだけうまく潜ませるか」なんだなぁとわかってきました。
でも、自分の考えの押しつけになったら自己満足でウザいだけだし、結局、面白い話でないと読んでもらえないので、やることは変わらないんですよね。
「面白い」「読みやすい」をもっと極めていきたいです。
すでにご承知でしょうが、SOUVENIRは架空のゲームです。
ゲーム転生ものを読むたびに、よくそこまで細かく設定を考えられるなぁと尊敬しきりでしたが、確かに自分でゲームを考えるのは楽しかったです(ほとんどゲーム内の描写はなかったですが)。
SOUVENIRを使った別の話を書きたいなぁとも思いました。
ご愛読、ありがとうございました!
また別の作品でお会いできたら嬉しいです。




