結局、物語るなら……
書かなくちゃ駄目かな?
つい、それが出ちゃう。
これは、私は執筆にそっぽ向いている。ぼんやりとした愛なんて、ぼんやりとしていたら、消えてしまうんだ。
そりゃあ、今連載中の作品とかは、なんとか終わらす。
でも、その後は?
才能が、そんなにないんなら、あまり書かなくたっていいじゃん。
それで、消える愛なら、綺麗に消させてよ。
いつまでも、中途半端なままでおかしいよ。
こんなこと、書いちゃう。こんなこと書いちゃうくらいの熱量。必要ないはず。
もう、いらない。
それで終わりのはずなのに。
完璧に、身体の調子が精神と一緒に回復。
嘘だ!!!
どこに書いてある。
そんなの閻魔帳にだって書いていない。
私は、物語を疑っている。
私が生まれる、ずっと昔から物語は布を作るように作られてきたのに。
布なんだ、物語は。
きっと誰かが、活躍する。自分がやらなくても………。
一応、製品として、成り立つ。
でも、何もやらないなんて、我慢出来ないんだけどね。
書きたい。
いい作品を。
終
わざわざ、つまらない物語を書きたくないよね。