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語学関連エッセイ集・Ⅱ

私のエッセイ~第二百十八弾:『アンチバベルの塔』 ~ 最高峰の英単語暗記方法!!

 皆さん、こんばんは! またまた深夜に失礼致します。


 今宵は、英単語記憶法の、かなりマニアックなものを紹介してみますね。


 その方法とは・・・


 実は、以前から皆さんに、一度は紹介したくてしょうがなかった方法なんです。


 では、なぜいままで紹介できなかったのか!?


 お答えしますね。


 「私個人が、【正式な方法では】一度もやったことがないから」です♪


 え・・・? 「やったことがない」だとぉお!! ふざけんな!!


 まぁ・・・そうおっしゃらずに。


 これね、実は・・・


 「通訳者が行なっている英単語暗記方法の一つ」でもあるんですヨ。


 ご案内のように、通訳者ともなれば、そんじょそこいらの「英単語集」なんかでは、語彙力はまったく足りません。


 ニューヨークタイムズなどの、ちゃんとした英字新聞なんかを、日本の新聞を読むときとまったく同じように、ほぼすべての単語に引っかかることなくスムーズに読むためには・・・


 そうですねぇ・・・


 実は、「1万語」でもぜんぜん足りません。


 そう。


 「5万語」は最低必要になってきますね。


 ピンと来ない方は、ちょっと想像してみて下さい。


 日本語で、語彙力が、たかだか「1万語」程度しかない人が、政治・経済・時事問題・社説などの項目がビシバシ入りの日本語新聞を、まともに読みこなせるものでしょうか・・・?


 実は、英語の場合も同じなんです。


 ・・・しかしですねぇ、「5万語(!)」ですよ。


 覚えるったって、そんなに単語が載ってる単語集なんて、あるわけねぇべさ・・・。


 ・・・あります。


 『辞書』です。


 でもね・・・覚えるといっても、「広辞苑こうじえん」みたいにでっかくて分厚い辞書に載ってる単語を、最初から最後まで、片っ端から覚えるわけじゃありませんヨ。


 そんなことやってたら、「人名」「固有名詞」なんかの、一生使う機会もないような余計なシロモノまで覚えるハメになっちゃいます(泣)。


 「じゃあ、何を・・・どんな辞書で覚えていけばいいんだいっ!?」


 ・・・そろそろジラすのはやめましょうね♪


 お答えします。


 『学習辞書の重要見出し語をすべて暗記する。』


 コレですよ、コレ。


 なぜに『学習辞書』かといいますとね・・・


 「英語を母語とする、あるいは母語としないすべての初学者しょがくしゃにとって、必要十分な語彙を、厳選してリストアップしてあるので、無駄やムラがないから!」・・・です♪


 ではここで・・・


 対象とする「辞書暗記前段階の単語集」・「学習辞書」の例を挙げておきますね。


 1.『ロングマン アメリカ英語辞典 単行本 – 2008/11/1』

→ この辞書の見出し語を全部、片っ端から覚えていくのが、最終的な「辞書暗記」・・・すなわち一般のかた用の「アンチバベル」のひとつの目標となります。


 2.『究極の英単語 SVL Vol.1~4』

→ 私自身は、あまり好きではありません・・・が、読者の皆様には、以下の「JACET8000英単語 よりも合うね!」という方もおられましょう・・・。1~4のトータルで、約1万語くらいになります。


 3.『JACET8000英単語 「大学英語教育学会基本語リスト」に基づく 単行本 – 2005/10/29』

→ なつかしくて、中古で買い直しました♪ 「語彙力のチェック」にどうぞ。すっきりした作りがいいですね♪ 残念ながら、絶版ですので、安い中古でどうぞ。


 4.『アクセスアンカー英和辞典 単行本 – 2005/3/1』

→ 「辞書暗記」の入り口の第一歩の良い辞書ですね。

→ 私も愛用し、「変形アンチバベル」なんかやっております♪ (・・・KYさんの「情報カード」は作りません!)


 5.『ワードパワー英英和辞典 単行本 – 2002/3/1』

→ 以前のエッセイでも紹介しました。実はこのハイブリッド辞書も、このあと述べます「アンチバベルの塔」実践のための、初歩的で良質な導入辞書なのです。


 お・ま・け♪


 実はですね・・・


 実力のある方用にアドバイスさせていただきますが・・・何も、「和書わしょ」にこだわらなくてもいいんですよ。


 「英英辞典」使って、アンチバベル(= 学習辞書の語彙暗記)やったって、何の問題もありません。


 かえってね・・・


 英英辞典の方が、「ひとつひとつの語彙の正確無比な定義」っちゅうもんがハッキリしていて、日本語訳とのズレもないから、もしできるならば・・・こちらでやっていただきたいのであります。


 『ロングマンActive Study英英辞典 単行本 – 2004/7/1』


 ブックオフの108円のでもかまいません。


 手に良くなじむ「ペーパーバック」ですから、ページをめくりやすいし、きっと愛着がわくと思いますよ❤️


 私も、最新版見つけて、アマゾンでポチッちゃった♪


 『オックスフォード現代英英辞典 第10版 単行本ソフトカバー – 2020/3/10』:定価は・・・¥7,260


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・では最後に、素敵なサイトを紹介しますね。


 このエッセイのキモ・・・「メイン・ディッシュ」です❤️


 

 【アンチ・バベルの塔 (The Tower of Anti-Babel)】

→ 項目を覗くたんびに・・・いちいち「表示」が遅いのが欠点です。


 以下、サイトの「解説」より。


 『言語の混乱によって崩壊した「バベルの塔」と異なり、情報カードによって構築された「アンチ・バベルの塔」は、復習をビルトインすることによって耐忘性たいぼうせいを獲得し、語彙暗記の最強ツールとなった。』


 ・・・この「アンチバベルの塔」の管理人は、「KYさん」とおっしゃるんですが・・・


 「学習辞書」の重要見出し語を暗記するのと同時並行して、記憶のチェック・メンテナンスとして、「情報カード」というものを作り、毎日、覚えた単語をトランプのように、ランダムに「シャッフル」して、きちんと覚えているかどうかのチェック・テストを自らに課す・・・このような単語暗記・記憶管理法であります。


 ・・・皆さんは、「バベルの塔伝説」をご存じでしょうか・・・?


 これは、はるか古代の中東で、われが神に近づかんものと、高い高い塔・・・いわゆる「バベルの塔」を、人々がバチアタリにも建設したがために、そういった人間の「おごり」「高ぶり」を戒めるために、神が塔に「怒りの落雷」を落とし・・・


 だれもが共通の言語で意思疎通していた平和でインターナショナルな状況をぶっ壊し・・・世界中のありとあらゆる人々を、バラバラの言語を使わざるを得ない、不便極まりない状況に追い込んだ・・・という伝説ですね。


 そういった意味では、KY氏の「学習辞書暗記」や、私がほそぼそと・・・シコシコと、ひとりさみしくやっておる「多言語学習」なんてのは・・・


 「アンチ」バベル・・・といえるでしょうね。


 (・・・別に、神様にさからうようなバチアタリな背徳行為はいとくこういでもあるまい。)


 このブログも、参考までに紹介しておきます。


 【辞書で英単語を丸暗記する意味とは?(アンチ・バベルの塔参照)】


 ちなみに、私の語彙力は・・・?


 だぁめ。


 教えにゃい❤️


 うそうそ。


 そうね・・・だいたい、「1万語」ですね♪


 m(_ _)m

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