第八週 M氏との交流
五十日目
いつの間にやら背中が暑くならなくなった。治って良かった。
昼ご飯の直前、ボケた感じの老人に絡まれた。
夜に小説を書き終えてしまった。また暇になる。ノートを使い切ったので次書くとしたら新しいのを買わないと。
五十一日目
朝にM氏に小説を見せた後将棋を二戦し、一勝一敗だった。
この前買ったばかりの三色ボールペンの黒がもう死にかけになった。
昼にM氏とオセロをやって二戦二勝した。
小説のネタを考えたりもしたがいい案が思いつかなかったので、テレビを見ていた。
五十二日目
寝坊して危うく朝ご飯を逃すところだった。
入浴日なのでお風呂に入った。
その後地元のケースワーカーに電話して大家さんに私が入院していると連絡しているかどうか聞いた。大家さんは入院していることを知らなかった。なので連絡するよう頼んだ。だがその後自分が大家さんに直接電話することになった。
M氏との会話で自分の人生を小説にしてみてはどうかと言われた。どうだろう、面白いかな。夜にM氏の皆のたまり場構想について私と前に小説を読んでくれたI氏とK氏という方で聞いた。
五十三日目
今日になって一ヵ月近くなかった朝のOTが再開された。その時間で宇多田ヒカルのCDを聞いていた。
前にも書いた騒音を出す奴が隔離から出てきて飯の時煩くてかなわかった。
昼にM氏と将棋したが負けた。
その後病院のケースワーカーと会い、いくつかの書類に名前を書いて支払いのことについて聞いたりした。
それからM氏とオセロをして勝った。夜にM氏とまた将棋して負けた。中々勝てない。悔しい。
五十四日目
今日もOTで宇多田ヒカルのCDを聞きながら神社の本を読んだ。
今週の主治医の診察では今更来歴について色々と訊かれた。薬は眠剤を一部変更してもらった。これで寝れるといいのだけれど。
その後M氏と会話した。話に出たのだが退院したらM氏に手紙を出そう。
五十五日目
今日のOTではUVERworldのCDを聞きながら少年漫画特集の雑誌を読んだ。
昼にM氏と将棋したが負けた。昼も夜もM氏と会話した。
どうやら夜の薬を飲んだ後寝落ちしてしまったらしい。新しい眠剤のせいだろうか。
五十六日目
今日は休日なのでOTはなかった。
入浴日なのでお風呂に入った。
夜にM氏からパラドックスについての本を借りて読んだが面白かった。その後M氏と会話した。
次回 第九週 M氏に振り回される日々